ブルーアースニュース7月号発行

NPOブルーアースニュース第52号発行
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 7月になりました。
2019年が半分終わりました。 令和元年もあと6カ月。 
 今年で6回目を迎えた福島・相馬市立桜丘小学校「おもしろ理科教室」が終了しました。今年は、支援事業の充実を図る目的で、桜丘小学校以外の、相馬郡新地町立駒ヶ嶺小学校と南相馬市立小高区4小学校(福島第1原発の影響で移転を余儀なくされ、4つの小学校が合同運営となり、学校名も小高区4小学校となりました)で、理科教室が開催できました。
  今年も子どもたちに素晴らしい思い出と心をもらった2日間でした。来年も多くの児童との再会が楽しみです。

  後半の令和元年、皆さんも思い出に残る1年にしましょう!

< 6月のトピックス>
二ヶ月続けて広島カープの話題です。
広島東洋カープの5月は最下位から首位奪取。やはり今年もカープが断トツに強いのか。丸が抜けてもやはり強いと思っていたら、交流戦はなんと最下位。首位の座も明け渡し、その後も負け続き。何が起きるか、一歩先は闇。

サニブラウン、八村塁に代表される野球以外のアスリートの世界。頼もしい未来です。
そんな新たな日本の将来を抱かせる6月でした。
 
1.NPOブルーアースの活動

(1) 令和元年度{2019年)9月開講・E&EセミナーNo.15 施設見学会

9月~10月に「地球環境の保全・防災施設見学会」が決定しました。
内容は
①南本牧第5ブロック廃棄物最終処理場
 日時;9月18日(水)14:00-15:30 JR根岸駅
②北部第2水再生センター
日時;9月25日(水)13:30-15:30JR鶴見駅        
③横浜市民防災センター
 日時;10月2日(水) 14:00-16:00 JR横浜駅
④昭和電工川崎製造所(プラスチックリサイクル)
 日時;10月9日(水) 13:30-15:00 JR川崎駅

の4施設を見学します。
 施設見学会の詳細、及び参加申し込みは下記HPからお願いいたします。No15見学会案内と申し込みリンクは、
  http://bit.ly/2JcQmIp

 
(2) 2019年度の理科教室

①第6回相馬市立桜丘小学校「おもしろ理科教室」
2013年から毎年欠かさず実施している、東日本大震災・被災地支援活動 『福島県相馬市立桜丘小学校』での、第6回「おもしろ理科教室」を、今年も6月26日、27日の両日、実施しました。3年生から6年生まで、300名を超える児童たちと、理科の楽しさを今年も共有出来ました。今年は、同じく浜通り地区にある2つの小学校も訪問しました。

・南相馬市立小高区4小学校 
  小高区にある4つの小学校が東日本大震災の影響から3年前から合同で学習を進めている小学校です。
  3,4年生16名の児童たちと「ぶんぶん回し」という理科研究を通じて交流を図ることが出来ました。
・相馬郡新地町立駒ヶ嶺小学校
  復興支援基金による「太陽光発電システム」が導入され、震災に強い施設づくりを実践している小学校です。

  このような Information and Communication Technology (ICT:情報通信技術)を用いた教育を初めて目にしましたが、子どもたちへの新しい教育の在り方を学ばせてもらいました。
  5,6年生53名の児童たちと「虹の切り絵}というテーまで、光の不思議の楽しさを実感できました。
< 活動後記>
 全6回の理科教室、8名の講師陣が講師と助手を兼ねて担当した2日間でした。もう若くない8名が総時間6時間を超える授業を立ったままで指導する。「きつい」というのが実感です。2日最終の授業終了は16時。 その後相馬からJR常磐線で仙台へ移動、そこから新幹線で東京へ。
 さすがに全精力を使い果たした結果でしょうか、翌日はただ1日ボーとして過ごしていました。

 理科教室の模様は下記WEBからごらんになれます。
 http://bit.ly/2xqhrRj

②今後の理科教室の予定
・KISTEC (神奈川県立産業技術総合研究所)の「なるほど!体験出前教室」
今年は6つの小学校への派遣が決定しました。
概要は
8月に川崎市立上末吉小学校でコースターを使った「ぶんぶん回し」
10月に川崎市立宿河原小学校で魚の醤油差しに色付けしてペットボトルで泳がせる「踊る水族館」
11月に横浜市立野庭すずかけ小学校で化学反応を利用した「虹色に炎」
12月に川崎市立川崎小学校で「踊る水族館」、川崎市立久本小学校で「白黒模様のコマを回転するとなぜいろがつくの」 そして横浜市立岡津小学校で「バランストンボ」
詳細は実施が近づきましたら、このブルーアースニュースでお知らせ致します。

(3) NPOブルーアース・紹介チラシを新しく更新しました
  
 新しい紹介チラシを作りました。 講座出席の皆さまやオープンサロンに出席された市民の方々に配布して、多くの皆さまにNPOブルーアースを身近に感じて頂こうと思っています。
 新しい紹介チラシにご興味があるようでしたら、下記までご一報ください。 お手元にお届けします。
  e-mail:info@npo-blueearth.org 
  HPからも内容を確認できます。
☆ NPOブルーアース ホームページ
https://npo-blueearth.jimdo.com/

 

(4) 2019年度オープンサロン開催の予定

< 7月の内容>
7月:「異常気温と体調管理の雑学」 
日時:2019年7月16日(火) 16:30-18:00 
場所:かながわ県民センター 709号
講師:会員 瀧本 憲一
最近の地球温暖化の影響による海水温及び都市部の気温上昇の状況とそれに伴って増加
する熱中症発症の原因と状況および体調管理対処法について雑学的に話します。

<8月以降の予定>
8月:「技術士試験問題から発想した持続可能な都市のための都市計画」 
・日時:2019年8月20日(火) 16:30-18:00 
・場所:かながわ県民センター 709号
・講師:会員 石川 弘毅
・概要:我が国において環境負荷の小さな都市を実現するために、環境負荷の小さな都市を目指す
こととなった環境面での課題を挙げながら課題が生じた社会的背景を考察する。そして、課題解決
のための都市政策上の技術的提案とその効果、及び生じうるリスクについて、その対処方法を含めて
検討する。

9月:「NPOで学んだこと」 
・日時:2019年9月17日(火) 16:30-18:00 
・場所:かながわ県民センター 711号
・講師:会員 中村 泰三
・概要:NPOブルーアースに参加して十数年、多くを学び新しい仲間と出会いました。

この知識経験が基盤になって現在の張合いある生活ができていると思われます。NPO活動で得た知見や思いを現在私が行っている地元の地域活動にどのように取り入れているかを紹介します。ご助言をいただけると幸いです。

オープンサロンは毎月第3火曜日のNPOブルーアース定例会の後、16:30-18:00に行っており、
読者の皆さまどなたでも参加自由な集まりです。
テーマも趣味・特技の紹介やら、旅行談議・海外生活経験談議等など、NPOブルーアース会員の講演のみならず、「NPOブルーアースニュース」読者の皆さまからの話もお聞かせ頂いている場所です。

 すでに多くの読者の皆さまのご出席もいただいております。お気軽にご来場いただけることを切に願っています。 
 当日会場に直接お越しいただくことも可能ですが、会場の設営の事情もあり事前に下記へご連絡いただければ幸いです。
 e-mail:info@npo-blueearth.org

 

2.NPOブルーアースのその他の結果報告

1)平成31年度オープンサロンの6月の報告

「私達と原子力」
・日時:2019年6月18日(火) 16:30-18:00 
・場所:かながわ県民センター 711号
・講師:会員 飯田 孝司
・概要:ウラン鉱山から原子力発電までの流れ/原子力発電の特徴世界の中の日本の原子力/安全保証等発電以外への原子力の利用21世紀後半から22世紀に向けて原子力はどうなるか
 後記:大変参考になりましたが、一方で起きるはずのないのが事故。安心と安全をどうとらまえるのか。難しい問題、これからも真剣に考えていきたいと、素直に感じました。

2) 「NPOブルーアースは、横浜市市民活動推進ファンド(よこはま夢ファンド)の助成

対象団体に登録されました。よこはま夢ファンドは、社会貢献団体を応援する皆様の寄付で成り立っています。NPOブルーアースは、東日本大震災の被災地、相馬市の小学生のための出前理科教室を数年に渡り続けて参りました。
今後もこの活動を継続できますよう皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
詳しくはこちらから
  http://bit.ly/2wBNQEl 
 

「コラム」コーナ」
『鶴の恩返し・日本の鉄道技術』                  瀧本 憲一


 最近の新聞記事を読まれた方もあるかと思いますが、日立製作所が15日英国の高速鉄道向けに開発した「新型車両AZUMA・あずま」を公開し、15日から営業運転を開始したとのことである。

◆世界では英国で1825年に初めて鉄道が走り、日本はそれから遅れること約50年後1872年(明治5年)9月12日、新橋-横浜間29kmが国内で初めて開通した。列車本数は一日9往復、全線所要時間は53分、表定速度は32.8km/hであった。それから約20年後1893年(明治26年)には最初の国産蒸気機関車(860形)が作られた。さらに、約20年後1914年(大正3年)には旅客用主力機(8620形)が日本全国を走るまでになった。日本は、初めて鉄道が走り始めて約40年で世界に肩を並べるくらいの鉄道技術を持つまでになった。

◆明治維新後の当時の日本の国力では、鉄道建設は無理であったので、技術や資金を援助してもらえる国として英国を選定した。1870年(明治3年)英国からエドモンド・モレルが建築技師長で着任し、日本側は、1871年(明治4年)に井上 勝(日本の鉄道の父)が鉱山頭兼鉄道頭に着任し、本格的な工事が始まり1872年に開業に至った。

◆汽笛一声から92年後には東海道新幹線が1964年(昭和39年)10月1日開業した。2022年は、初めて日本に鉄道が走ってから150年になる。現在では、日本の鉄道技術は世界のトップクラスであり、安心・安全・省エネ・高性能を売りにして世界に向けて輸出されるまでになった。日本の優れている技術はハード面・ソフト面および運行システムを含めて、信頼される技術までになった。かって英国から学んだ鉄道技術が約150年後日本の技術として、この度、高速鉄道として英国へ輸出されることは喜ばしいことであり、「鶴の恩返し」になるのかもしれないしさらに、日本の鉄道技術は、2027年に世界でも初めての営業運転となるリニア中央新幹線の開業につながっている。*東京駅ホーム18、19番線ホームの南端には、新幹線の生みの親と言われた元国鉄総裁の十河信二さんの胸像が飾られている。一度拝見したいと思っている。
*1922年の鉄道開業50周年を記念して、10月14日を「鉄道記念日」と制定した。現在は、「鉄道の日」となっている。

*参考資料:読売新聞 朝刊 「日立の新型車両 英国で運行」(2019.5.16)

 終わり 

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