ブルーアースニュース9月号発行

NPOブルーアースニュース第55号
2019年9月5日発行
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 「4年に一度じゃない。 一生に一度だ。」 のキャッチコピーを目にされた方は多いでしょう。その 「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」 が9月20日、東京スタジアムで 「日本vs ロシア」戦を皮切りに大会がスタートします。主会場の横浜国際総合競技場(日産スタジアム)を含む、日本全国、12会場で予選リーグ40試合が行われ、11月1日の決勝戦に向けて、3か月の大会が続きます。 
 予想観客数は180万人、内50-60万人が外国からのゲストが見込まれています。現在の発券状況では50-60%が外国人比率ともいわれています。ラグビーの試合にはビールが着きもの、他のスポーツの試合のビール飲酒量の6倍(190万リットル)の消費量とか。英国発祥のスポーツというのが、その理由のようですが。町中、ビールの匂いが漂うようです。
試合の日は、一般の人はビールが品切れで飲めないかも!
国際都市・横浜をアピールする9月からの3か月になりそうです。

9月のトピックス

 猛暑が続いた8月でしたが、9月も30度超の夏日が続いています。高校野球では、試合途中での水飲みタイムとか球数制限とか、暑さ対策が話題になりました。
 来年の東京オリンピック・パラリンピック2020 暑さ対策で競技時間の繰り上げで早朝開催とかミストシャワーの設置とか対策が練られています。こんな真夏にと思うのは私だけでしょうか。
 
 
1.NPOブルーアースの活動

(1) 令和元年度(2019年)9月開講・E&EセミナーNo.15 施設見学会 最終のご案内

「地球温暖化・環境保全・防災 施設見学会」の受講者を募集しています。
 募集締切りは9月10日です。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

内容は

①南本牧第5ブロック廃棄物最終処理場 日時:9月18日(水)
14:00-15:30 13:00 JR根岸駅集合
②北部第2水再生センター     日時;9月25日(水)  
13:30-15:30 12:45 JR鶴見駅集合        
③横浜市民防災センター     日時;10月2日(水)  
14:00-16:00 13:00 JR横浜駅集合
④昭和電工川崎製造所(プラスチックリサイクル)
 日時;10月9日(水) 
10:30-12:00 9:30 JR川崎駅集合

の4施設を見学します。
施設見学会の詳細、及び参加申し込みは下記HPからお願いいたします。
No15見学会案内と申し込みリンクは、
  http://bit.ly/2JcQmIp
 
(2) 2019年度の理科教室

①9月以降の理科教室のお知らせ
・KISTEC(神奈川県立産業技術総合研究所)の「なるほど!体験出前教室」

10/28 川崎市立今井小学校 「逆立ちビー玉コマ」 33名
10/29 川崎市立宿河原小学校 「踊る水族館」 34名 
11/25 横浜市立野庭すずかけ小学校 「虹色の炎」 21名
 
・神奈川県立川崎図書館
10/5 大人の理科教室 「ブンブン独楽の力学を学ぶ・・・ベンハムのコマもあわせて」
  日時 10月5日(土曜日)10:00 -11:30 
  場所 神奈川県立川崎図書館カンファレンスルーム
  定員 30名  (無料)
対象 社会人や学び直しに興味のある方
(*) 申し込み期間
8月26日(月)から9月24日(火)まで

申し込み
ホームページ、または往復はがきで申し込めます。

■ホームページから: 受講申込はこちらから   https://www.klnet.pref.kanagawa.jp/…/infor…/osirase19012.htm

■往復はがき 
講座名・住所・氏名(ふりがな)・電話番号 を明記して、次の宛先へ送付してください。

〒213-0012 川崎市高津区坂戸3-2-1 KSP西棟2F
 県立川崎図書館 企画情報課

(3) 2019年度オープンサロン開催の予定
・9月以降の予定

9月:「NPOで学んだこと」 
日時:2019年9月17日(火) 16:30-18:00 

場所:かながわ県民センター 711号
講師:会員 中村 泰三
概要:NPOブルーアースに参加して十数年、多くを学び新しい仲間と出会いました。この知識経験が基盤になって現在の張合いある生活ができていると思われます。NPO活動で得た知見や思いを現在私が行っている地元の地域活動にどのように取り入れているかを紹介します。ご助言をいただけると幸いです。

10月:「動画と写真で追体験するエベレスト登山」 
日時:2019年10月15日(火) 16:30-18:00 

場所:かながわ県民センター 604号
講師:外部講師 中山 岳史氏 (Wonders Adventure 設立 : 奥州市出身 写真家)
概要:著名な登山家ではなく、山岳部に所属したこともなく、サラリーマンとして日々忙しく働き、登山も月に1回程度、人生の最高峰は富士山という普通の登山ファンがエベレストに挑戦したお話。

11月:「未定」 ・・・ 次号でお知らせします。 
日時:2019年10月15日(火) 16:30-18:00 

場所:かながわ県民センター 709号

 オープンサロンは毎月第3火曜日のNPOブルーアース定例会の後、16:30-18:00に行っており、読者の皆さまどなたでも参加自由な集まりです。
 テーマも趣味・特技の紹介やら、旅行談議・海外生活経験談、そして最新の技術情報など、NPOブルーアース会員の
講演のみならず、「NPOブルーアースニュース」読者の皆さまからの話もお聞かせ頂いている場所です。

 すでに多くの読者の皆さまのご出席もいただいております。お気軽にご来場いただけることを切に願っています。 
当日会場に直接お越しいただくことも可能ですが、会場の設営の事情もあり事前に下記へご連絡いただければ幸いです。
 e-mail:info@npo-blueearth.org

2.NPOブルーアース 8月の結果報告

①8月の理科教室の報告

・KISTEC(神奈川県立産業技術総合研究所)の「なるほど!体験出前教室」

8/29 横浜市立上末吉小学校 「ブンブン回わし」参加児童数88名(2年生)
 コースターを使って作る作業では、色ぬりを楽しみ、糸を通して完成。回し方を覚えると、短時間で全員が回せるようになりました。更に2連コースターを回す挑戦でも、ほぼ全員が出来ました。2年生でしたので、少し難しかったようですが、遠心力・慣性の法則なども学びました。
 
・放課後キッズクラブ「夏休み理科教室」

8/21 横浜市立西本郷小学校・放課後キッズクラブ 「スライムを作ろう」 参加児童数89名(1年生~5年生)
 理科教室は単に面白いというだけでなく、目の前の現象がなぜ起きるのかを考えれもらう楽しい理科教室を目指しています。質問タイムでも現象を理解した内容に関する質問も多々あり、アンケートの結果でも、十分にその目的を達成できたと感じました。出来上がったスライムで大騒ぎをする子どもたち、良い夏休みの一日でした。

・地域施設での「夏休み理科教室」

8/3  赤羽文化センター 「光を分解して虹色をだしてみよう」 参加児童数 27名(4年生~6年生)
 初めて手話通訳がついて難聴の児童も参加した理科教室でした。アンケートで理科が苦手だったが、参加しておもしろかったなどが寄せられ、やりがいを感じた一日でした。

8/24 西尾久ふれあい館 「イオンの力で電池を作ってみよう」参加児童数25名(1年生~6年生)
 アンケートに、楽しくなった、難しかった、あまりやりたくなかったなどの意見が見られましたが、スポーツ飲料・塩水・レモン汁・炭酸水などと金属を繋げることで、電気が起こり、LEDランプ・電子メロデイーが鳴ることで驚きを隠せない様子でした。

②平成31年度オープンサロンの8月の報告

テーマ:「技術士試験問題から発想した持続可能な都市のための都市計画」
日時:2019年8月20日(火) 16:30-18:00 

場所:かながわ県民センター 709号
講師:会員 石川 弘毅
後記:建設・機械から技術管理まで、21部門に亘る、技術者の国家試験で、その中は更に各部門ごとに
10分野前後に分かれている、技術士試験。 長時間の仕事後の研究を重ね、建設部門・建設環境分野の
技術士に挑戦、難関を突破したこれまでの経緯の説明に、改めて技術関連の奥の深さを感じた講話でした。
お疲れ様。 そして「おめでとうございました」

2) 「NPOブルーアースは、横浜市市民活動推進ファンド(よこはま夢ファンド)の助成

よこはま夢ファンドは、社会貢献団体を応援する皆様の寄付で成り立っています。
NPOブルーアースは、東日本大震災の被災地、相馬市の小学生のための出前理科教室を6年に亘り続けて参りました。
今後もこの活動を継続できますように、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
詳しくはこちらから http://bit.ly/2wBNQEl 」 
 

「コラム」コーナ」
『令和の新1万円札の顔“渋沢栄一”』
                                    瀧本 憲一

 

 近代日本経済の土台を作った偉人「渋沢栄一」が令和の新1万円札の顔となった。(発行は2024年上期頃)

◆渋沢は鉄道・海運のインフラにとどまらず金融機関、製造業、建設業および

 ホテル業など幅広い分野で500近い企業・団体などの設立や育成に関わり、さらに、株式会社の仕組みを初めて導入した。ただそれだけではなく、株式会社を創設するにあたって、広く出資を募り、得られた利益を広く出資者や社会に還元し共有しようという思想が基盤にあり、顧客、取引先、出資者や社員に対する企業責任の重さを早くから気づいて実践してきた。
 このことから、道徳と私企業の利益の両立求める「論語と算盤」を唱え、資本主義の代わりに「合本主義」という言葉を好んで使ったようである。これは三菱財閥を作った岩崎弥太郎や当時欧米で主流であった利益至上主義と一線を画したことにつながる。

◆渋沢が関わった主な企業・団体の「渋沢銘柄」481社の内、現在185が現存しており、長寿企業群になっている。その代表格は東洋紡で渋沢銘柄のうち社名に付けた企業は渋沢倉庫だけである。三菱・三井・住友などのように財閥を作らなかったことも、理念の一つであろう。

◆最近発生している大企業の多くの不祥事は、「論語と算盤」の精神が算盤だけに終始し、論語を忘れているように思える。渋沢が140年も前に先取りしたはずの企業の社会的責任(CSR)やコーポレートガバナンス(企業統治)は欧米に比べて遅れをとっており、令和の時代はいかにこれを克服していくか、新1万円札の「渋沢栄一」はこれから毎日流通するお札から日本の企業経営の在り方を注視しているのではないだろうか。ちなみに、私の住まいの近くに桜の名所王子・飛鳥山があるが、渋沢栄一は、同場所に飛鳥山邸を構え、1879年(明治12)から亡くなる1931年(昭和6)まで住まわれた。当時は、飛鳥山から隅田川にかけて設立に尽力した王子製紙(抄紙会社)の工場群を眺めることができた。

*参考資料:読売新聞 朝刊 「解剖財界」(2019.5.11、5.14)

 終わり 

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