ブルーアースニュース1月号発行

NPOブルーアースニュース第59号 
2020年1月5日発行
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令和になっての初めての正月です。
ゆっくりした正月を過ごそうと思った元旦でしたが、朝からお神酒が入って連日の酒浸り。
そんな毎日を過ごしていたら、あっという間に5日、NPOブルーアースニュースの発行日になってしまいました。
お酒の匂いが漂う新年号ですが、お許し下さい。
良い1年をお過ごし下さい。

<令和2年1月のトピックス>

やはり正月はいいものですね。
午後から、近くの八幡さまへ初詣、神楽舞台では尺八、箏の合奏やお神楽囃子など生の音が聞こえてきて、新年の雰囲気の中、引いたおみくじは小吉、これからの上昇気運を期待出来ると感じた初詣でした。1月2日の皇居での新年一般参賀には上皇ご夫妻も出席され、一家おそろいのおでましにホッとしたTV報道でした。
1月2日、3日は新年恒例の「箱根駅伝」、TV中継に釘付けでした。暖冬とはいえ、寒い日が続きますが、ご自愛あれ。
 
1.NPOブルーアースの活動

(1) 令和2年度(2020年)4月開講・E&EセミナーNo.17 「地球温暖化・環境保全そして防災ー地球環境変化と防災・減災を横浜から考えるー」の開講のお知らせ

 環境問題については、地球温暖化と環境保全を含む正確な知識を把握し、自らが行動に移さなければならない時代が到来しており、新たに防災を含めた目的のセミナーを開講します。

第1回 4/16 (木)地球環境変化が地盤災害に与える影響を考える
第2回 4/23 (木)横浜市内の崖地を見て対策を学ぶ
第3回 5/14 (木)災害を実感し防災・減災を考える
第4回 5/21 (木) 防災対策の研究最前線を知る
第5回 5/28 (木)地球環境と災害に向き合う

 今回のセミナーは、崖地の巡検・施設の見学を行い、事後に「かながわ県民センター」会議室に移動、講義等を行います。
 セミナーの詳細については、1月15日以降にHPにて、詳細をご案内いたします。
    ☆ NPOブルーアース ホームページ
     https://npo-blueearth.jimdo.com/

会場:かながわ県民センター (横浜駅西口から徒歩5分)
会費:全回参加希望者;2,000円 特定回のみ参加希望者;500円/回

(2) 2020年度の理科教室

1月以降の理科教室のお知らせ

・KISTEC (神奈川県立産業技術総合研究所)の「なるほど!体験出前教室」

1/15 藤沢市立湘南台小学校特別支援学級1-6年生 「逆立ちビー玉コマ」 
 ビー玉4ケを使ってコマを作ります。廻すと逆立ちをするコマに変化します。回転体の重心の移動を学びます。
 令和元年度の理科教室も、今回が最後の授業となります。

(3) 2020年度オープンサロン開催の予定

1月: 災害から学ぶ宅地地盤の品質判定
日時:2020年1月21日(火) 16:30-18:00 
場所:かながわ県民センター 709号
講師:岸田 隆夫(会員)
概要:我が国では近年、台風や大雨により浸水や土石流の災害が宅地を襲っています。また、海洋型の大規模地震や大都市直下型地震による宅地被害(津波、液状化、斜面崩壊など)も心配されています。東日本大震災を契機として「地盤品質判定士」制度が新設されました。宅地地盤の品質を的確に判断して、被害を予防しようとするものです。過去の災害に学び、この制度を上手に利用して、より安心・安全な社会造りに貢献したいものです。

2月:横浜若葉台「里山」計画 ー植林地活動による大規模団地再生プランー
日時:2020年2月18日(火) 16:30-18:00 
場所:かながわ県民センター 710号
講師:西村 高志(会員)
概要:横浜若葉台は面積90㌶、住民1万4千人の大規模団地です。 最初の入居から40年が経ちいろいろな組織が制度疲労を起こしています。公園や樹林が面積の約半分を占めており、樹林地環境が住民生活に密着しています。この植林の整備に多数の住民が地道な活動をしており、既存の組織の柵にとらわれない樹林地活動による大規模団地再生プランを説明します。
2月8日(土)に現地見学会も予定しています。
ご参加をお待ちしています。
  ☆参加希望の方は下記までご連絡ください。
    e-mail:info@npo-blueearth.org

オープンサロンは毎月第3火曜日のNPOブルーアース定例会の後、16:30-18:00に行っており、
読者の皆さまどなたでも参加自由な集まりです。
テーマも趣味・特技の紹介やら、旅行談議・海外生活経験談、そして最新の技術情報など、NPOブルーアース会員の講演のみならず、「NPOブルーアースニュース」読者の皆さまからの話もお聞かせ頂いている場所です。

すでに多くの読者の皆さまのご出席もいただいております。 お気軽にご来場いただけることを切に願っています。当日会場に直接お越しいただくことも可能ですが、会場の設営の事情もあり事前に下記へご連絡いただければ幸いです。
 e-mail:info@npo-blueearth.org

2.NPOブルーアース 12月の結果報告

①理科教室の報告

・KISTEC (神奈川県立産業技術総合研究所)の「なるほど!体験出前教室」

12/10 秦野養護学校中等部・高等部  「ソーラーランタンづくり」 12名
  光電池による発電を実感し光のエネルギーを知る実験。皆さん一生懸命に作ってくれました。クリスマスのイルミネーションに利用してくれたかな?
12/16 川崎市立久本小学校 「ベンハムのコマ」 35名
  ベンハムのコマの由来を学び実際に色の変化を観察する。しろくろのコマが回転速度によって色がついて見える不思議を体験しました。
12/16 横浜市立岡津小学校 「バランストンボ」28名
  厚紙に印刷されたトンボを切り取り観察台に止まらせて重心について学びます。重心についてよく理解できたようでしたね。
12/23 川崎市立川崎小学校 「踊る水族館」18名
  アルキメデスの原理、パスカルの原理。ボイルの法則を取り入れた魚の浮沈子を作ってペットボトルの中で魚を泳がせます。
魚が圧を加えると浮いたり沈んだり、面白い体験を経験しました。

 *多くの児童の皆さんと楽しく授業を終えることが出来ました。
 来年もよろしくお願いします。

②オープンサロンの報告

テーマ: 魅惑のタイ料理

日時:2019年12月17日(火) 16:30-18:00 
場所:かながわ県民センター 705号
講師:三竿 郁夫(会員)
後記:毎年タイにプチ移住に行くことが最高の人生の楽しみ方と気付いてから24年間も続けてきた筆者のタイ生活。いろいろな魅力の中で、「食」の魅力をふんだんに語ってもらいました。写真をふんだんに入れての魅惑のメニューと健康づくりと食の関係のお話に、知らなかったタイ料理の真髄を、感じることができました。
タイ料理に興味のある読者の皆さん、知りたいことがあれば、ご質問にお答えします。
  ☆ご質問は下記まで
    e-mail:info@npo-blueearth.org

3.「NPOブルーアースは、横浜市市民活動推進ファンド(よこはま夢ファンド)の助成

よこはま夢ファンドは、社会貢献団体を応援する皆様の寄付で成り立っています。NPOブルーアースは、東日本大震災の被災地、相馬市の小学生のための出前理科教室を6年に亘り続けて参りました。今後もこの活動を継続できますように、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
詳しくはこちらから http://bit.ly/2wBNQEl 」
 

「コラム」コーナ

『吉野 彰さんノーベル化学賞に輝く』     瀧本憲一

 技術分野でまたまた日本人にノーベル化学賞が授与された。日本時間12月11日ストックホルムで授与式が行われた。リチウムイオン電池を開発された吉野 彰氏(旭化成名誉フェロー)が何回も候補として上がってきていたが、ついに受賞に至った。企業研究者の化学賞は02年田中耕一氏(島津製作所シニアフェロー)以来2人目で、化学賞は8人目である。同じ技術分野を仕事としてやってきた端くれとして、大変喜ばしい限りである。

◆吉野氏は、1981年33歳のときから携帯用の家電などに搭載する小型充電池の開発に着手し、85年に繰り返し充電できる現在のリチウムイオン電池の原型を完成させた。企業内研究開発を実施するにあたり、精神的肉体的にも大変な時期があったようである。現在は、商品開発のスピードが昔に比べてより早く要求されており、企業内にいる限り誰も悩むところである。

◆吉野氏は、成功の秘訣を聞かれると「柔軟性と執着心とゴールがあることを確信してあたること」また、「頑固さ」も必要であるようである。私にとっては足らないことばかりである。

◆吉野氏が化学に興味を持ったきっかけは小学3年のときに担任の先生が薦めてくれたのがマイケル・ファラディーの「ロウソクの科学」であった。子ども達へのメッセージを求められて、ラグビー・W杯で日本が強豪のアイルランドに勝ったことを引き合いに出され、「明るい話題で、日本が大騒ぎすることが、子どもにとって自分の将来を決める一つのきっかけになってもらえれば」と述べておられた。さらに、吉野氏は、「好奇心から調べたり考えたりするこ
とが原点。面倒くさがらずに素朴な疑問を突き詰めていくことが大切。それが次の好奇心につながっていく」と語った。

◆我々、おもしろ理科教室で子どもたちと理科教室を楽しむときに、科学は特別なものではなく、身の回りの出来事で、「なぜかな・どうしてかな」不思議に感じることが大切だと話す機会があるが、それと通じるものがある。

*参考資料:読売新聞 朝刊・夕刊 (2019.12.11)

     終わり 

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