ブルーアースニュース5月号発行

NPOブルーアースニュース

第63号 2020年5月5日発行

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 2019年12月12日、中国・武漢市で原因不明の感染症が確認され、これまでの症例とは異なる症状であることから、その後「新型コロナウイルス感染症」と発表されてから約半年、中国では収束方向にあると報告されていますが、世界では未だ収束、道半ばの状況が続いています。
 NPOブルーアースでも2月に定例会(毎月第3火曜日開催)が中止となって以降、3月、4月も中止を余儀なく
されていました。
 NPO団体の、年度最大の仕事が事業年度終了の事業活動報告書を、横浜市に提出する義務があります。
そのためには、会議による議案の採決が必要ですが、この議案決議をネット方式に変更して対処してきました。別に横浜法務局へ2年に1度の役員の変更等の届出も必要で、これもネット方式に変更して作成をしてきました。
 現状でも、会員間の連絡は全てネットを通じて行われていることから、「TV会議」の提案の提案がなされ、4月第3火曜日の4月21日にTV会議が実現しました。参加者は13名、現在20名の会員ですので出席率は63%、通常「かながわ県民センター」の会議室での定例会出席者は10名程度ですので、この63%の出席率は改めてネット時代を反映している感を痛感した次第です
何名かの現役世代の会員も、テレワークなどで自宅待機組があった様ですが参加してくれました。平均年齢70歳を超えるNPOブルーアースですが、時代のツールを利用してのコミュニケーションを経験は我々年代も新たな生き方の再発見に繋がる時間でした。
 感染防止の第一は Stay Home!
早期の感染症防止策は「移らない、移さない」
今しばらくは自宅で普段出来なかったことを、この時こそチャンス! 
必要な情報はネットからどんなものでも入手できます。
人間的な成長に向け、この災難をチャンスに結びてけてください。
先日、オンライン飲み会を初経験しました。意外に楽しめるものです。
飲み会だけでなく、いろんな会合ができそうです。
 5月の定例会の開催も、政府発表の緊急事態宣言が、5月31日まで延長が決定しましたので開催を中止し、TV会議の開催に変更しました。

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今月のトピックス
読売新聞の「時代の証言者」という連載に、令和の考案者と言われる中西 進さんが書かれていた一文、
「一得一失」という言葉がありました。
この言葉は、経団連会長であった、平岩外四さんがよく引用されていた言葉だそうです。
その意味は、
 「徳ばかり求めても、失い、損することもあるのが人生。
  本当に若い頃は損したり、つらいことがあったりすると深く悲しみ、
  怒ることもありましたが、今はもうありません。
  損したっていいんです。楽しいことをやっていれが。
  ですから人生は割り勘ではなく、全払いでいいんです。
  割り勘で常に半分半分を求めると、両サイドに分かれ
  それが争いのもとです。
  競い合って終われば、ノーサイド。
  敵を敵として憎まなければ、いつか仲間になるんです」
この言葉、感ずるところがありませんか!
まだ、コロナ禍が続く中、穏やかに生きていきましょう。
 
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1.NPOブルーアースの活動

 (1) 令和2年度(2020年) E&EセミナーNo.17 
 「地球環境変化と防災・減災を横浜から考える」の開講延期のお知らせ

  日程を10月まで延期する事になりました。
  今後の状況は現状では予測もできませんが、改めてこの「NPOブルーアースニュース
  及びHPにてご案内をさせていただきます。
     ☆ NPOブルーアース ホームページ
            http://bit.ly/3cqf6JA 
(2) 2019年度の理科教室
今年度も県立川崎図書館では、第3回おとなの理科教室の開催が10月に決定しました。
子供の頃に学んだ理科を学び直そうという趣旨から計画されたもので、3年目に入ります。
参加者の言葉のなかに、意外な新発見があったというのもありました。楽しみです。
赤羽文化センターでは「夏休み理科教室」が8月に開催が決定しました。
長期間の自宅待機を余儀なくされている児童たちと、楽しいい時間を共有したいと
思っています。
コロナ禍の影響がなければよいのですか。
(3) 2020年度オープンサロン開催の予定
 5月の開催は中止となりました。
オープンサロンは毎月第3火曜日のNPOブルーアース定例会の後、16:30-18:00に行っており、
読者の皆さまどなたでも参加自由な集まりです。
テーマも趣味・特技の紹介やら、旅行談議・海外生活経験談、そして最新の技術情報など、NPOブルーアース会員の
講演のみならず、「NPOブルーアースニュース読者の皆さまからの話もお聞かせ頂いている場所です。
残念ながら、当分の間開催ができませんが、再開の機会が到来しましたら、ご連絡をさせていただきます。
 
2.「NPOブルーアースは、横浜市市民活動推進ファンド(よこはま夢ファンド)の助成
 よこはま夢ファンドは、社会貢献団体を応援する皆様の寄付で成り立っています。NPOブルーアースは、東日本大震災の被災地、相馬市の小学生のための出前理科教室を6年に亘り続けて参りました。
 今後もこの活動を継続できますように、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
詳しくはこちらから  http://bit.ly/2wBNQEl  」  
 

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「コラム」コーナー

  『新型コロナ感染を避けながらフレイル予防を』                                                                                                  会員 瀧本 憲一

 

 最近、新聞、雑誌等で目にする「フレイル」という言葉がある。日本老年医学会が2014年提唱したもので、介護が必要になる一歩手前の状態(心身の衰弱)を言う。

◆新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、政府は緊急事態宣言を発令したことにより、外出を控える生活を余儀なくされている。

一方、外出自粛によって「フレイル」に陥り易くにもなる。我々高齢者にとって「フレイル」を防止するため、毎日の生活において、①しっかり食べること、②しっかり動くこと、③人とのつながりをもつことが大切なようだ。

◆食事は、肉、魚、緑黄野菜などバランスのとれた食材を摂取する。自粛生活では改まった運動はできないが、ラジオ体操、ちょっと汗をかく程度のストレッチや「必要な外出」として、散歩やジョギングもよいとされる。

要は、3密「密集、密閉、密接」にならないように気を付けて生活を送ることである。運動に関連するが、口の機能を保つトレーニングも大切とのこと。

 一般に、年を重ね、退職した後など、人と会う機会が少なくなると口を動かす機会が減り筋肉がやせていくそうである。

毎日、積極的に口を大きく開け、舌と共に動かす習慣付けを行うことにより、口、顔面の筋肉を柔らかく強くする。

「食事では、1口あたり30回左右両方の歯でかみ、硬い食べ物を避けない、大きく口を開けて会話し、嬉しさや驚きの気持ちをはっきり出す、歯磨き後のぶくぶくうがいを長めに行う」ことを心掛けよう。

◆人とのつながりとして、我々は、毎月県民センターに集合し、定例会を行ってきた。

 現在、「3密」の制限から集まることはできないが、会員Mさんの提案で、4月から自宅でTV会議(Zoom会議)を行うことができるようになり、便利この上ない手段があることを遅まきながら知り・体験し、直接定例会で顔を合わせることはできないが、画面上で顔を見ながら会話ができることで、つながりを持つことができる。

これから使う頻度が多くなると考える。勿論、定例会で皆さんと直接話すことも楽しみにしており、できるだけ早く新型コロナウイルス感染拡大が終息することを願っている。

*参考資料:読売新聞 朝刊(2020.2.42020.4.20)「フレイル講座、安心の設計」
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