ブルーアースニュース6月号発行

緊急事態宣言が全面解除になりました。
4月7日に首都圏など7都府県に、4月16日には全道府県に発令、一時はアメリカ並の緊急事態を覚悟した日々でしたが、医療従事者の皆さん方の努力の賜物で爆発的な感染も、ギリギリの所で食止められました。本当に心からお礼の言葉を刻んでいる毎日でした。その甲斐あって、5月14日には39県で、5月25日には残りの都道府県が解除され、約2ヶ月で全面解除となりました。
最終的な収束に向けた自粛活動が、第2波、第3波の襲来を防止するために必要です。今一度意思を強く持って活動を継続して、早く通常生活に戻れます様に、努力したと思っています。
 この2ヶ月、皆さま方も日々の生活環境を維持されることに、多々ご苦労されたでしょう。
私もこの間、健康維持のための散歩(当然ですが人通りの少ない道を選んで歩きました)・通院・たまのスパーへの買物にとそれ以外は出歩くことがありませんでした。
この間、色々な経験をし、その後も継続している活動がいくつかあります。追々、「コラムコーナー」でご披露させていただきます。
仏教に「自利利他」という言葉がありますが、しばらくは「自利」を優先して行くつもりです。結果、他利に繋がればと考えています。
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今月のトピックス
時間があるので、書斎とは言えない小さな机周りを整理していました。
1年前の「天声人語」の集約版が出てきたので、なんとは無しに目を通していたら、6月2日付のところに「春の七草」ならぬ「夏の七草」というものがあリ目が止まりました。
それは終戦末期の6月、時の内閣情報局(そんな部署があったのですね)が「新選・夏の七草」を発表したもので空襲の焼け跡にもたくましく育ち、食べられる野草が選ばれたとの由。その一つに、ヒメジョオンという草が選ばれています。外国の草かと思ったら、漢字があるそうで「姫女菀」と書くそうです。夏告げ草とも言えるこの花が咲き、ふと衣替えを連想したとか。
春が短く夏が長い昨今の気候だからこそ、こんな草花に触れると少し落ち着く。とありました。昨年5月は連日の夏日続きだったのですね。
 今年はコロナ禍の中、季節を忘れてしまう毎日です。
季節の移ろいを感じながら安心して過ごせる毎日に戻るのはいつになるのでしょうか。
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1.NPOブルーアースの活動
 (1)  2020年度の理科教室
今年度も県立川崎図書館では、第3回おとなの理科教室の開催が10月に決定しました。子供の頃に学んだ理科を学び直そうという趣旨から計画されたもので、3年目に入ります。参加者の言葉のなかに、意外な新発見があったというのもありました。楽しみです。
 赤羽文化センターでは「夏休み理科教室」が8月に開催が決定しました。
長期間の自宅待機を余儀なくされている児童たちと、楽しいい時間を共有したいと
思っています。コロナ禍の影響がなければよいのですか。
 KISTEC(神奈川県立産業技術総合研究所)が毎年主催する「なるほど出前教室」という小学生向けの理科教室があります。毎年、我々も多くの講師を派遣して小学校の皆さんと、理科を通じて交流を図っています。今年も数多くの理科テーマを登録しています。新型コロナの影響で、各小学校からの開催希望の要請がどの様になっているのか心配をしています。
 今年で7回目を迎える、福島県相馬市立桜丘小学校及び南相馬市立小高区4小学校、相馬郡新地町立駒ケ嶺小学校での「おもしろ理科教室」がやはり新型コロナの影響で、6月開催予定が延期を余儀なくされ、日程が未定になっています。
11月頃を目標に進めていますが、各小学校も長期間の休校が続いた関係で中々日程が確定しない状況です。
(2) 2020年度オープンサロン開催の予定
 6月の開催も中止となりました。
  4月から、会員のコミュニケーションを目的に、Zoomによるオンラインミーテイングを続けています。参加される会員の皆さんも2度の経験から、5月はスムーズな議事進行が可能になってきました。感染減少の傾向が見られる横浜市の現状ですが、第2波、第3波の心配もあり、6月も定例会の開催を中止しました。       
 今しばらく新型コロナの状況を見てから、開催の可否を決定しようということになりました。
 ブルーアースでは、6月にこの「オープンサロン」を、新たな取り組みとして、Zoomによるオンラインでのトライヤルを行ってみることにしました。約1時間を要するこのプレゼン、オンラインで参加される皆さんが、集中して参加していただけるかが
焦点です。
 コーヒーを飲みながらというのがコンセプトで、お示しする資料類の内容についても、相当に吟味されたものでなければ、興味が削がれることにもなりかねません。
 これまでのZoomミーテイングの実績から、資料等のオンラインでの提示も問題なさそうです。結果の検証は内輪での評価にはなりますが良い評価が得られれば、ネットによる「オープンサロン」を実施して いきたいと考えています。
 次号の「ブルーアースニュース」にて、結果をご報告したいと思います。
  
 オープンサロンは毎月第3火曜日のNPOブルーアース定例会の後、16:30-18:00に行っており、読者の皆さまどなたでも参加自由な集まりです。テーマも趣味・特技の紹介やら、旅行談議・海外生活経験談、そして最新の技術情報など、NPOブルーアース会員の講演のみならず、「NPOブルーアースニュース読者の皆さまからの話もお聞かせ頂いている場所です。残念ながら、当分の間開催ができませんが、再開の機会が到来しましたら、ご連絡をさせていただきます。
 
2.「NPOブルーアースは、横浜市市民活動推進ファンド(よこはま夢ファンド)の助成
 よこはま夢ファンドは、社会貢献団体を応援する皆様の寄付で成り立っています。
NPOブルーアースは、東日本大震災の被災地、相馬市の小学生のための出前理科教室を6年に亘り続けて参りました。今後もこの活動を継続できますように、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
詳しくはこちらから  http://bit.ly/2wBNQEl  」  
 
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「コラム」コーナー

  有りそうでない食べ物

                           持田典秋

 

新型コロナウイルスの影響で、家の中に閉じこもってしまい、旅まして海外旅行など夢となってしまった。そこで、以前訪れた所で、あるべきはずの食べ物がなかったことを思い出したので挙げてみたい。食べ物は旅行先での楽しみの一つであり、そこのこれを食べたいから行くというものすらある。

 

1.ウイーンのウインナコーヒー

 ウイーン街をひと歩きした後、立ち寄ったカフェでウインナコーヒーを注文した。

泡立てた生クリームが熱いコーヒーの上に乗っているコーヒーが飲めるだろうと期待して。ところが帰ってきた答えは、ウイーンのコーヒーは全部ウインナコーヒーであると。そこで、コーヒーにホイップクリームが浮かせてあって、と説明したが、それはウインナコーヒーとは言わない、と言われてしまった。

 

2.ナポリのスパゲッティナポリタン

 これは、以前から横浜のニューグランドのシェフが考案したと聞いて知っていたので、確かめるつもりでナポリに行ったときに聞いてみた。もっとも町は物騒なので自由に出歩く訳にはいかず、立ち寄ったレストランでの話だが、そういうものはないとのこと。後で調べるとナポリタンとは異なるが、ナポリ風スパゲッティは、スパゲッティ・アッラ・ナポレターナということが分かった。

 

3.天津の天津飯(天津丼)

 天津飯とは、芙蓉蟹をご飯に載せたもの。いわゆる蟹玉丼である。出張で天津に行ったとき、天津甘栗はよく見かけたので、何人かの中国人に天津飯はあるかと聞いたところ、誰もわからず、天津飯とは何ですかと逆に聞かれる始末。こういう食べ物だと説明したが、そんなもの天津で見たこともありませんとのこと。どうもこれも日本初の中華料理らしかった。それにしても、旅に出かけられるように新型コロナウイルス騒動も早く収まってほしいものだ。

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