ブルーアースニュース10月号発行

NPOブルーアースニュース

 第68号 2020年10月5日発行

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E&EセミナーNo.17が対面とオンラインのハイブリット形式にて開講します。  4月に予定していましたセミナーが、コロナ禍の影響で10月開講にずれ込んでしまいました。未だ収束の見通しも立ちませんが、表記の通り、常設会場であります「かながわ県民センター」会議室での対面授業をオンライン(Z00m) にても配信して、多くの皆さまに受講していただくことが可能です。どうぞ多くの皆様のご参加をお待ちしています。 詳細は下記(2)項を参照ください。  

川崎図書館での「大人の理科教室」にご参加いただいた受講者の皆様にも、今月号よりこのNPOブルーアースニュースを配信しています。  今後ともよろしくお願いたします。

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< 今月のトピックス >

菅首相新政権が発足して、これまでのモヤモヤ感を払拭する政治の流れが動き出しました。デジタル庁の発足が、期待される菅政権ですが、そのスタートは2022年4月発足との情報も平井担当大臣は、さらに前倒しするとのこと。ただでさえ世界に遅れをとる我が日本のデジタル化、期待したいですね。

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1.NPOブルーアースの活動

(1) 2020年度の理科教室  10月開催の理科教室

① 10月3日 年1回の開催になる、第3回「大人の理科教室」が、神奈川県立川崎図書館で開催されました。   

タイトル;「光を分解!! レインボーカラーを作ろう」   

参加者;   一般市民 14名 

講師;瀧本憲一    

*一般市民の皆さんと「学び直し」をコンセプトにした理科教室です。コロナ禍の中、参加人数を1/3に縮小して当初10名に制限されていましたが応募者多数で抽選で14名して実施することになりました。会場はコロナ対策で、換気のため扇風機3台を設置、入場時の検温、消毒そしてマスクが徹底されました。 講師陣(3名)はマスク+フェースガードを付けて、取り組みました。

② 10月6日 藤沢市立高砂小学校     

タイトル; 「ブンブン回し」       

参加者;   2年生 101名 

講師;持田典秋

③ 10月16日 神奈川県立瀬谷養護学校   

タイトル; 「スライムを作ろう」   

参加者;   中等部2年生 15名 

講師:持田典秋  

 

今後開催の理科教室 11月も多くの児童の皆さんとの交流があります。

 

 ① 11月9日 横浜市立岡津小学校で開催します。

タイトル;「逆立ちこま作り」     

参加者;  科学クラブ 27名 

講師;石川弘毅 ② 11月10日 伊勢原市立比々多小学校で開催します。   

タイトル; 「ペットボトルで綿づくり」    

参加者;   4年生 97名  

講師;三竿郁夫       

 

③ 11月20日 横浜市立文庫小学校    

タイトル; 「ブンブン回し」        

参加者;   4年生 63名  

講師;石川弘毅  

コロナの影響で授業が中止とならないように、期待するばかりです。

 

 福島県南相馬市立小高区4小学校におけるオンライン「おもしろ理科教室」開催  今年で7回目となる福島県相馬地区での「おもしろ理科教室」がコロナ禍の影響で対面授業が出来なくなりました。 試行錯誤の後、オンラインでの授業が出来ないか? の問いかけに対して表記の小学校の先生方のご協力が得られ、下記日程で授業を開催することになりました。

  テーマ:「ブンブン回し」     

日程:  11月18日  13:30 - 15:00     

参加者: 3年生 15名  講師;持田典秋 (技術担当;三竿郁夫)

実施様式:「かながわ県民センター」会議室にて、実際と同じ授業を再現、オンラインにて画像を同小学校会場へ配信。 小学校側では、大型モニターを設置、TV会議用カメラ付きスピーカーマイクを介して講師と受講者間のコミュニケーションをとる。担当教師にwebカメラを装着してもらい、児童の作業状況、質問等に対応を依頼して、授業を行う。(本番前にリハーサルを実施して、対応に不備がないように準備)

 *今後、他校への広がりも大いに期待するところです。

 

 

(2) 2020年の E&EセミナーNo.17がスタートします 「地球環境変化と地盤防災・減災を横浜から考える」   

講座会場:かながわ県民センター会議室         同時にオンライン(Zoom)授業を配信します。   

講座内容:

10月15日(木)第1回 地球環境変化が地盤災害に与える影響を考える  

10月22日(木)第2回 横浜市内の崖地を見て対策を学ぶ(崖地野外巡検)   

10月29日(木)第3回 災害を実感し防災・減災を考える(市民防災センターでの災害危険性の体感)     

11月 5日(木)第4回 防災対策の研究最前線を知る  (横浜市金沢区福浦地区復旧護岸見学)     *見学の詳細については10/15に別途連絡します)     

11月12日(木)第5回 地球環境と災害に向き合う    

*第2、3、4回は事前に崖地巡検、関連施設見学を行います。こちらへの参加もご検討をお願いいたします。 

 

講座時間:受付開始;15:00 

講義:15:15-17:45 (第5回時のみ終了時間は18:45を予定しています)  

講座形式:コロナ禍の影響を考慮して、講座は会場での対面講座とオンラインでの方式を採用します。    

受講料: 2,000円 (事前の銀行振込み)   

*講座の詳細は、HP「受講者募集」を参照いただき、申込みフォームに必要事項をご記入の上、お申し込みください。

 

https://npo-blueearth.jimdofree.com/e-e%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC-%E8%A6%8B%E5%AD%A6%E4%BC%9A/%E5%8F%97%E8%AC%9B%E8%80%85%E5%8B%9F%E9%9B%86/     

 

(3) 2020年度オープンサロン開催の予定  Zoomを使った「オープンサロン」にご参加下さい。         

10月のテーマ    長江と三峡ダム    

日時:10月26日(月) 14:00から15:30     

講師:持田 典秋 (会員)     

概要:長江は中国を流れる世界第3位の河川で、日本では下流の名称である揚子江の名で知られている。重慶、武漢、南京、上海を通り、古くから主要な輸送路として利用されてきた。同時に、世界的に貴重な文化財の残された地域である。しかし、過去に多くの水害で悩まされてきた。洪水対策と水力発電を目的として、多くの文化財を水没させ、100万人を超える人々を居住区から追い出し、多くの反対を遮って三峡ダムは建設された。 日本のマスコミは殆ど報道していないが、この三峡ダムに関連した今年の水害はNet上でずいぶん騒がれていた。 この三峡ダムに関して、調べた内容について報告します。   

是非、皆様のご参加をお待ちしています。

 

ネット環境の整った場所であれば、どなたも参加可能です。 事前にPC、スマホ、タブレットなど、Zoomアプリをインストールなど、準備をお願いいたします。 参加を希望されます方は下記よりお申し込みください。 https://npo-blueearth.jimdofree.com/%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B/  

 

*メッセージ欄に「オープンサロン10月参加希望」と記入をお願いいたします。 参加を希望される皆さまには、後日、WEBリンク名、参加IDを連絡させていただきます。  

コーヒーを飲みながらというのがコンセプトですので、お茶を準備されお気軽にご参加ください。ビールを飲みながらの方も大歓迎です。

 

NPOブルーアースは、横浜市市民活動推進ファンド(よこはま夢ファンド)の助成について  よこはま夢ファンドは、社会貢献団体を応援する皆様の寄付で成り立っています。NPOブルーアースは、東日本大震災の被災地、相馬市の小学生のための出前理科教室を6年に亘り続けて参りました。今後もこの活動を継続できますように、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。 詳しくはこちらから http://bit.ly/2wBNQEl 」 ✏✏✏✏✏✏✏✏✏✏✏✏✏✏✏✏

「コラム」コーナー」    「萬葉百首繪かるた」   中村信武  

新型コロナウイルス感染が年頭から始まり、10月に入っても感染収束の見通しが立たない状況、自粛を余儀なくされ、ただただ自宅で過ごす日々が続く毎日です。  そんな中で、これまで出来なかった読書の時間が取れた事は、反面、有意義な出来事でした。 そこでふと手にした本が、「田辺聖子の万葉散歩」2020年6月刊行(中央公論新社刊)でした。 この本は、1980年代中頃、昭和の初めに著名な日本画家たちが描いた「*萬葉百首繪かるた」が発見されて、和紙木版手刷による覆刻が企画され、田辺聖子によるエッセイ「萬葉百首散歩」の連載が企画されたそうです。それが今年に再発行されたという謂れの書籍でした。 令和の新元号が「万葉集」からとのことから、話題になり万葉集ブームとなりましたが、当時、私には何の興味もなく、「あっ、そう!」という感じでした。読んでみると万葉集の時代は、天皇から防人などの一般市民まで、文化的素養が格段に高いと感じられました。  大友旅人・家持親子、柿本人麻呂、山上憶良、山部赤人など、子供時代に学校で習った歌人の名前を眼にして、懐かしさを感じています。どんな歌人だったのかは、もちろん知る由もありませんが、名前だけは私だけでなく、皆さんにも馴染みの歌人たちです。4,000首以上の長歌、短歌他が収められており、この中の僅か150首を記した書籍ですが、その中には戦時中に軍国主義支持の具として濫用されるという暗い時代もあったようですが、この令和に万葉ブームが再到来することは、日本文化の素晴らしさだと改めて思いました。  この150首の中に、特に私の気を引いた歌をご披露します。    

 我が宿の花橘は散りにけり     

悔しきときに逢へる君かも (詠み人知らず)  

我が家の花橘は盛りの時はそれは美事でした。それが散ってしまいました。そのようなときにあなたとお会いしたのは残念でした。というのが趣旨ですが、花が散ったとは、容色の衰えを物語っているわけで、せめてもう少し若かったときにお会いしたかった。 という気持ちが伝わってきます。 (花橘を季節のいろんな花に置き換えると、粋な遊び方が出来ますよ)  こんな気持ちをいつまでも持ち続けたいものです。  

コロナ禍に於ける生き方の一端をご披露いたしました。  皆様も制限された日常ですが、良い毎日をお過ごしください。 *「萬葉百首絵歌留多」は、今から遡ること87年前、昭和2(1927)年に、主婦の友社から刊行されました。 この絵歌留多は、同社により関東大震災復興記念として企画されました。佐佐木信綱、太田水穂、斎藤茂吉ら当代の10歌人のほか、雑誌『主婦之友』の愛読者の投票によって選ばれた100首をテーマに、日本画壇を代 表する小林古径、野田九浦、平福百穂、前田青邨、安田靫彦が絵を描きました。  出来上がった原画に、書家の 尾上柴舟が歌を書き、これを木版画に彫り上げて、1枚ずつの手刷りの絵かるたが完成しました。 御茶ノ水にある「石川武美記念図書館」に原画が保存されているそうです。興味のある方は同図書館へ問い合わせください。

 

✏✏✏✏✏✏✏✏✏✏✏✏✏✏✏✏ 配信停止は下記までお願いいたします。 https://npo-blueearth.jimdofree.com/%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B/ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ☆発行・お問合わせ先 特定非営利活動法人 NPOブルーアース 

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