NPOブルーアースニュース 2020年11月5日発行
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サッカーの話題です。10月2日付の朝刊に「川崎フロンターレの中村憲剛選手の今季での現役引退の記事を目にしました。今シーズンは怪我で長期のリハビリを経て、復帰第5戦の9月31日、この日は憲剛選手の40歳の誕生日。そのメモリアルデーに決勝ゴールを決めて、フアンならずとも多くのサッカーファンを魅了した日でした。その翌日の引退宣言。カッコ良すぎませんか?
コロナ禍の中、彼の川崎一筋ででの18年の美学を垣間見たニュースでした。
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今月のトピックス
東西ドイツ統一から先月10月で30年だそうです。TVでベルリンの壁をツルハシで叩き壊そうとする画像が印象的でした。知人のドイツ人から、その時の壁の破片を記念にもらい、今も大切に保管しています。新聞の片隅にそのニュースを見つけ、ふと30年前だったのか?と思い返した11月です。
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1.NPOブルーアースの活動
(1) 2020年度の理科教室
1.10月開催の理科教室
① 10月6日 藤沢市立高砂小学校
タイトル; 「ブンブン回し」
参加者; 2年生 101名 講師;持田典秋 助手5名
学校からのコメント;6人の先生方が、きめ細かく児童の活動を見てくださりありがたかったです。
後記;101名の皆さんから、心のこもった感想文をいただきました。こちらこそありがたかったです。宝物になりました。ありがとう!
③ 10月16日 神奈川県立瀬谷養護学校
タイトル; 「スライムを作ろう」
参加者; 中学部2年生 15名 講師:持田典秋
後記;スライムを作り、そして生徒の皆さんに楽しんでもらいました。
2. 今後開催の理科教室
11月も多くの児童の皆さんとの交流があります。
① 11月9日 横浜市立岡津小学校で開催します。
タイトル;「逆立ちコマ作り」
参加者; 科学クラブ 27名 講師;石川弘毅
② 11月10日 伊勢原市立比々多小学校で開催します。
タイトル;「ペットボトルで綿づくり」
参加者; 4年生 97名 講師;三竿郁夫
③ 11月20日 横浜市立文庫小学校
タイトル;「逆立ちコマ作り」
参加者; 4年生 63名 講師;石川弘毅
3. 福島県南相馬市立小高区4小学校におけるオンライン「おもしろ理科教室」開催
テーマ:「ブンブン回し」
日程: 11月18日 13:30 - 15:00
参加者:3年生8名講師;持田典秋(技術担当;三竿郁夫)
実施様式:「かながわ県民センター」会議室にて、実際と同じ授業を再現、オンラインにて画像を同小学校会場へ配信事前リハーサルを実施しました。
10/27に小高区4小学校とオンライン理科教室シナリオを基に、Zoomにてリハーサルを実施しました。問題点も判明し、当日(11/18)の本番への対応ができました。
*今後、他校への広がりも大いに期待するところです。
(2) 2020年の E&EセミナーNo.17も後半の2回を残すだけになりました
「地球環境変化と地盤防災・減災を横浜から考える」
講座会場:かながわ県民センター会議室にて対面授業
同時にオンライン(Zoom)授業を配信します。
< 3回までの講座結果>
オンライン授業には、まだ不慣れな部分もあり、第1回、第2回目は回線トラブルが発生してご不便をかけてしまいました。第3回はその経験から、滞りなく授業を進めることができました。講座も対面、Web参加総数は各回30名を超える盛況でした。
第4回以降の講座は下記となっています。
11月 5日(木)第4回 防災対策の研究最前線を知る (横浜市金沢区福浦地区復旧護岸見学)
*第4回は事前に関連施設見学を行います。
施設見学:集合場所;横浜シーサイドライン「市大医学部」 11:30 駅改札口集合
11月12日(木)第5回 地球環境と災害に向き合う
講座時間:受付開始;15:00
講義:15:15-17:45 (第5回時のみ終了時間は18:45を予定しています)
講座形式:コロナ禍の影響を考慮して、講座は会場での対面講座とオンラインでの方式を採用します。
(3) 2020年度オープンサロン開催の予定
Zoomを使った「オープンサロン」にご参加下さい。
<11月のオープンサロン>
日時:11月24日(火)14:00-15:30
テーマ「今後のアメリカはどうなる-大統領選に思う」
今回の「オープンサロン」は、デイベート形式で主題のテーマを掘り下げてみたいと思います。冒頭に参加者の方からいくつかの提言をいただき、それらの話題を叩き台として進めていきます。はじめての取り組みですので、どのような進展をみるかは不透明ですが、2017年のトランプ大統領の就任以降の世界の変貌は著しく、各地域での内戦の勃発と難民の発生、パンデミックによる経済危機、また、各地での自然災害などなど、政治が機能しない現状を考えてみたいと思います。
是非、皆様のご参加をお待ちしています。
ネット環境の整った場所であれば、どなたも参加可能です。
事前にPC、スマホ、タブレットなど、Zoomアプリをインストールなど、準備をお願いいたします。
参加を希望されます方は下記よりお申し込みください。
https://npo-blueearth.jimdofree.com/%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B/
*メッセージ欄に「オープンサロン11月参加希望」と記入をお願いいたします。参加を希望される皆さまには、後日、WEBリンク名、参加IDを連絡させていただきます。
コーヒーを飲みながらというのがコンセプトですので、お茶を準備されお気軽にご参加ください。
ビールを飲みながらの方も大歓迎です。
NPOブルーアースは、横浜市市民活動推進ファンド(よこはま夢ファンド)の助成についてよこはま夢ファンドは、社会貢献団体を応援する皆様の寄付で成り立っています。
NPOブルーアースは、東日本大震災の被災地、相馬市の小学生のための出前理科教室を6年に亘り続けて参りました。
今後もこの活動を継続できますように、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
詳しくはこちらから http://bit.ly/2wBNQEl 」
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「コラム」コーナー」
『人類はいつから汗をかくようになったのか』
会員 滝本憲一
今年の夏も猛暑が続き、汗に悩まされた季節であった。加えて、新型コロナウイルスに関連してマスクを付けなければならなく、熱中症にも気を付けなければならない年であった。
人間は、皮膚表面から汗をかき蒸発させ潜熱(液体が気化するときに吸収する熱)により冷却し約36度の体温調節をはかっている。
◆時は、1000万年前頃、世界が次第に冷えて乾燥していくにしたがって森林が縮小して、食種が少なくなり、質の劣る植物を摂取できる猿が優位になった。
これは熟していない果物などに含まれるタンニン(渋味成分)を解毒する能力を備えていたようで、逆に、類人猿は解毒できなく生存競争に負けた。生き残った一つの系統(人類の祖先)は仕方なしに、猿に取り尽されていない食物の木々を求めて森林から出て、二足歩行で新たな世界に踏み出したとの説がある。直立歩行により、サバンナでの視界が広がり、四つ足歩行に比べて太陽からの放射熱を受ける度合いが最大三分の一ほど少なくなる。また、地面から高くなることにより、風の速度が増すので、より冷却効果が高くなる利点があった。体温が低く保つことができるようになり、断熱材としての毛皮が必要なくなり、素肌をさらして発汗することにより、冷却効果が向上したものと考えられる。人類の祖先は、体験的にしだいに発汗機能がDNAとして身に付いていったものと推測される。
汗をかくヒトと四足動物とで単位量の水で比べると、ヒトの移動できる距離が二倍になったとのことである。人類の祖先が、発汗機能を備えることにより、運動量、移動できる範囲が広がり、他の動物に比べてより優位性を持つことになったと考えられる。ちなみに、馬は汗をかくようである。◆最近では、温暖化の影響により気温上昇から、汗のかき方が多くなる傾向にある。適度な運動などにより、爽快な汗のかき方として「健康的な汗」がある。
また、緊張や興奮といった精神的な汗のかき方として「不健康的な汗」があり、これはおもに足のうらやワキからどっと汗が出るようである。最近では、緊張や興奮で汗をかく機会はあまりなくなったが、人類の祖先が作り出した革新的な発汗機能を、適度な運動で爽快な「健康的な汗」をかくことに心がけたいものである。
*参考資料:ことばの起源(ロビン・ダンバー著、松浦俊輔+服部清美訳青土社(1998))、
日経サイエンス 2010年5月号
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配信停止は下記までお願いいたします。
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