NPOブルーアースニュース 第82号
2021年12月5日発行
やっと寒くなり日本の各地で綺麗な紅葉が見られるようになりました。今年の最大のイベントである福島相馬地区の小学校訪問を無事終えました。 震災から10年の今年もこの活動を継続実施できたことを嬉しくおもっています。 この活動に資金のご援助をいただいた東京応化科学技術振興財団様に感謝の気持ちでいっぱいです。
1.NPOブルーアースの活動のご紹介
(1) おもしろ理科教室・環境教室
11月に、下記のおもしろ理科教室(環境教室)を実施しました。
< KISTEC体験出前授業 >
・11月18日鎌倉市深沢小 (5.6年) “ソーラーランタン”
(参照)
おもしろ理科教室の実績と予定のホームページ: https://bit.ly/3i9tOcW
< 福島での理科教室 >
11月に福島相馬地域の小学校を8名で訪問しました。
・11月15日 新地町駒ヶ嶺小学校
(3年) ブンブン回し、(4年)バランストンボ
・11月15日-16日 相馬市桜丘小学校
(3年)ブンブン回し、(4年)ベンハムのコマ
(5年)逆立ちコマ、(6年)虹の切り絵
・11月17日 南相馬市小高小学校
(3年)ブンブン回し
(参照)
福島訪問の記事 : https://bit.ly/3DrcsAi
<12月-1月のKISTEC出前体験教室 >
・12月21日 横浜市さつきヶ丘小 (4年-6年) 逆立ちゴマ
・1月24日 横浜市谷本小 (4年-6年) バランストンボ
(2) E&E(エナジー&エコロジー)セミナー
E&EセミナーNo18(防災)“宅地の地盤災害リスクを考える” 第1回(10月28日)、第2回(11月11日), 第3回(11月25日)を開催しました。
(参照)
E&EセミナーNo18の記事 : https://bit.ly/3pxmnij
E&Eセミナーの実績と資料 : https://bit.ly/3eXipKw
< 12月のE&Eセミナー >
· E&EセミナーNo19 (自然保全)「住民が集う横浜若葉台の公園づくり」
12月11日(土)午後1時半~5時。Zoom形式で実施。
ご案内は、下記ページです。
皆様のお申し込みをお待ちしております。
(3)オープンサロン
毎月1回、いろいろな話題を共有するサロンを開催しています。
(このところZoom開催が続いています)
(参照) オープンサロンのホームページ: https://bit.ly/3c7tkyk
< 12月オープンサロン>
· テーマ : 「私のEXCEL日記」
(*) 身の回りのデータをEXCELを使って記録しておき、振り返るとある種の日記となっている。このEXCEL日記の効果についてお話します。
· 日時:12月21日(火) 15:30から17:00 (Zoom開催)
· 話題提供:持田会員
皆様のご参加をお待ちしています。
(*) 飲み物(コーヒーやワイン等)を準備され、お気軽に参加いただける無料のサロンです。
参加を希望されます方は下記よりお申し込みください。
メッセージ欄に「オープンサロンXX月参加希望」と記入をお願いいたします。
(*) Zoom開催の場合、ネット環境の整った場所からどなたも参加可能です。
参加を希望される皆さまには、後日、WEBリンク、参加IDを連絡させていただきます。
(4)活動の広報
NPOブルーアースのホームページ、Facebookページ、Youtubeチャンネルでは、活動の様子や資料の共有を行なっています。 セミナーの資料やオープンサロンの動画もアップしていますので、ご覧になっていただければと思います。
☆ NPOブルーアース ホームページ
https://npo-blueearth.jimdo.com/
☆ NPOブルーアース Facebook ページ
https://www.facebook.com/npo.blueearth/
☆ NPOブルーアース Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCZtnWbSvZG33DLZ6T-yTSnA
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2. 横浜市市民活動推進基金 (よこはま夢ファンド)の助成のお願い
よこはま夢ファンドは、社会貢献団体を応援する皆様の寄付で成り立っています。NPOブルーアースは、東日本大震災の被災地、相馬市の小学生のための出前理科教室を8年に亘り続けて参りました。 今後もこの活動を継続できますように、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
詳しくはこちらから https://bit.ly/3p1XxX4
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3. 「コラム」コーナー
『渋沢栄一と徳川慶喜との因縁の鉄道つながり』
瀧本憲一 (会員)
年末には、NHK大河ドラマ「晴天を衝け」は終わりますが、渋沢栄一の鉄道の話題です。
渋沢栄一が初めて鉄道に乗車したのが、1867年(慶応3年)徳川慶喜の弟・昭武の欧州訪問に随行してパリに向かう途中、27歳の時エジプトで初めて鉄道に乗車した。一方、慶喜は、隠居生活の下で多趣味を満喫しており、1888年(明治21年)新橋-神戸間全線開通した東海道線に乗って狩猟や旅行に出かけ、鉄道を被写体にした写真も撮っていたようである。日本最初の「撮り鉄」であった。◆渋沢栄一は鉄道事業の多くに携わり45社にも上る。その路線は全国に広がり、1883年(明治16年)日本鉄道会社(現JR東)を開業させ、上野-青森、上野-高崎、品川-赤羽など路線を開設し、現在では主要な鉄道幹線になっている。1903年(明治36年)池袋-田端間の豊島線(現 山手線の一部)の開業に伴って、巣鴨の停車場(駅)を設置することになったが、当時慶喜の屋敷の前であったため、騒音を嫌って開業前に小石川に転居してしまった。さらに、それより13年前1890年(明治23年)、慶喜は静岡の隠居生活の場としていた静岡の屋敷が東海道線延伸で開設される静岡駅の目の前になったため、結局東京に転居せざるを得なかった。◆江戸時代全国約300もの大名に号令を発していた将軍が明治になり汽車によって追い立てられることになるとは本人にとって思いもよらないことであったであろう。慶喜の将軍就任前から仕官し、終世揺るぎなく忠誠を尽くした渋沢栄一が大物財界人であったとしても、明治政府の意向により鉄道は通しやすいルートの開設を優先としたため、どうしようもなかったようである。たまたまめぐり合わせが悪かったのか、時代の流れを感じる。
・渋沢栄一:1840~1931年(享年91歳)、慶喜:1837~1913年(享年76歳)
・日本で最初の鉄道開業は、1872年(明治5年)新橋-横浜であるが、渋沢栄一の日本鉄道会社が1883年(明治16年)上野-熊谷(現 高崎線)を開通させた時、わが町北区にある現JR王子駅が開業したので国内で最も古い駅の一つで、138年の歴史がある。渋沢栄一は日本橋に事務所を構えていた時に、王子まで汽車で通っていたようである。
*参考資料:読売新聞 朝刊 (2021.10.10)
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