ブルーアースニュース2月号

NPOブルーアースニュース 第84号 2022年2月5日発行

  新年は、コロナも落ち着き比較的おだやかな始まりでしたが、 神奈川県にも1月21日まん延防止等重点措置が適用され、3年目のコロナ禍での自粛活動となります。 オンラインの会議等を活用し、 2022年活動を引き続き推進できるよう計画を検討しています。 みなさまも健康管理に留意いただき、時々は、NPOブルーアースのオンラインイベントにもご参加いただければと思います。

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1.NPOブルーアースの活動のご紹介
 (1) おもしろ理科教室・環境教室

< KISTEC出前体験教室 >
1月に、下記のおもしろ理科教室(環境教室)を実施しました。
  · 1月21日 小田原市芦子小 (小学5年生68名) “逆立ちゴマ”
(*) その他、一部の出前教室が神奈川県のまん延防止により中止となりました。

< その他の理科教室 >
2月3月に予定している理科教室です。
    · 2月12日 県立川崎図書館 大人の理科教室 “逆立ちゴマ”
    · 3月29日  赤羽文化センター “身近なもので電気がつくれるかな?”

   (参照) おもしろ理科教室の実績と予定のホームページ: https://bit.ly/3i9tOcW

(2) E&E(エナジー&エコロジー)セミナー  
 2022年度のE&Eセミナーについては現在企画中です。計画ができましたらお知らせします。
    (参照) E&Eセミナーのホームページ: https://bit.ly/3idwAew

(3)オープンサロン
 毎月1回、いろいろな話題を共有するサロンを開催しています。
(このところZoom開催が続いています)
 ・1月18日(火) 「コンビニの食品ロス削減を考える」のオープンサロンを実施しました。
  話題提供: 河井興正氏 (一般社団法人ディレクトフォース)

< 2月オープンサロン >
· テーマ : 「風力発電随想」
(*) 日本の2050年カーボンニュートラル実現の切り札と言われている洋上風力発電について話をします。
 · 日時:2月15日(火) 16:00から17:30 (Zoom開催)
 · 話題提供: 中西聡 (ディレクトフォース)

 皆様のご参加をお待ちしています。
  (参照) オープンサロンのホームページ: https://bit.ly/3c7tkyk
  (*) 飲み物(コーヒーやワイン等)を準備され、お気軽に参加いただける無料のサロンです。
 参加を希望されます方は下記よりお申し込みください。
  https://bit.ly/2Y2rnOC
 メッセージ欄に「オープンサロンXX月参加希望」と記入をお願いいたします。
  (*) Zoom開催の場合、ネット環境の整った場所からどなたも参加可能です。
参加を希望される皆さまには、後日WEBリンク、参加IDを連絡させていただきます。  

(4)活動の広報
  NPOブルーアースのホームページ、Facebookページ、Youtubeチャンネルでは、活動の様子や資料の共有を行なっています。 セミナーのオープンサロンの資料や動画もアップしていますので、ご覧になっていただければと思います。
☆ NPOブルーアース ホームページ
https://npo-blueearth.jimdo.com/
☆ NPOブルーアース Facebook ページ
https://www.facebook.com/npo.blueearth/
☆ NPOブルーアース Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCZtnWbSvZG33DLZ6T-yTSnA

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2. 横浜市市民活動推進基金 (よこはま夢ファンド)の助成のお願い
 よこはま夢ファンドは、社会貢献団体を応援する皆様の寄付で成り立っています。NPOブルーアースは、東日本大震災の被災地、相馬市の小学生のための出前理科教室を8年に亘り続けて参りました。 今後もこの活動を継続できますように、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
詳しくはこちらから https://bit.ly/3p1XxX4
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3. 「コラム」コーナー

 

『初めての海外出張』
                    持田典秋 (会員)

勤めていた会社がスイスから技術導入をし、その技術習得のために出張することになった。1974年当時の海外出張は勿論羽田からであり、家までハイヤーが出迎え、会社の部下や上司までもが見送りに来たほど。1ドルがちょうど300円だった時代である。
 会社が、私が最年長の若手3人の出張のため、間違いなく先方に到着できるようスイス航空の直行便のチケットを手配してくれた。それは南回りで、途中香港、バンコク、ニューデリー、アテネ、ジュネーブと止まり、そのたびにトランジットで降ろされ、新しい乗客のためもあってその度に食事が出る、その繰り返し。しかも22時間の予定が24時間かかり、睡眠はとれたのか取れないのか、胃袋はパンパンにはちきれそうで、最後は機内食を見るのも嫌になったほど。その機中で報告書の目次を作り、担当の分担まで割り振ったこともあって、オフィスでの実習、スイスで運転中の幾つかの設備の見学、西ドイツのその時完成した設備の試運転に立ち会って2ヶ月ほどの実習を終えた時には、報告書はほぼ完成していた。先方がネイティブではない英語で話してくれたので、かえってわかりやすく、コミュニケーションは十分に取れた。
 今と比べるとスイス、西ドイツは落ち着いた古き良きヨーロッパだった。日本ではまだ土曜日は通常勤務だったが、実習期間中の土・日曜日の休みは、もっぱらスイスの観光地巡り。ツェルマット・マッターホルン以外の有名な所はほとんど網羅したほど。西ドイツではベルリンにも行き、西側からベルリンの壁も見た。学生時代に第2外国語で取ったドイツ語は、スイスのドイツ語圏、西ドイツでは、案の定実用にはほとんど役立たなかった。それでもレストランのエッセンカルテだけは十分理解できるようになった。ワインの味もこの時覚えた。映画で見たヨーロッパはずいぶん美人ばかりと思っていたが、街に出ると全く想像とは異なっていた。
 残念だったのは西ドイツにかなり長く居たのに移動が多く、その時期開催されていたワールドカップサッカーの西ドイツ大会を見る機会がなかったこと。現地では、クライフの活躍で優勝候補だったオランダを破り、ベッケンバウアーの西ドイツの優勝でずいぶん盛り上がっていた。
 今思い出してもずいぶん楽しい思いの残る出張だった。
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特定非営利活動法人 NPOブルーアース (横浜市栄区)
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