ブルーアースニュース11月号

NPOブル―アースニュース第93号  2022年11月5日発行
 暑い暑いと言っていた時期から、短い秋を駆け抜けるかのように、一気に寒い日が続くようになりました。考えてみればもう11月。今月のブル―アースニュースをお届けします。
 サッカーのワールドカップがいよいよ開催されます。日本代表のメンバーも発表されましたが、世界中が熱くなっているのに、日本はかなり冷めているように感じます。テレビ放送が少なくなったことも、影響しているかも知れません。選手はどんどん海外に出て、強く上手くなっているのに、海外でプレーしたことのない指導者や監督が幅を利かせているようでは、残念ながら日本チームは、なかなか強豪国には届かないでしょう。しかし参加する以上は、頑張って良い成績を上げて貰いたいところです。


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【NPOブル―アースの活動の紹介】
1.おもしろ理科教室/環境教室
1) 9月10月の理科教室の実施報告
 ・横浜市立日限山小(9/30)踊る水族館:2回に分けた授業のうち、浮力の測定実験とアルキメデスの原理の話。
 ・茅ケ崎市立今宿小(10/4)虹色の炎。45分の授業は短いので、内容を見直す必要がある。30名3クラスはかなり大変。
 ・平塚市立松原小(10/7)ブンブン回し。1年生47名と2年生56名。事前にコースターの色塗りが済ませてあったので順調に進めた。ほとんどの子供たちが2連のブンブン回しができるようになった。
 ・横浜市立文庫小(10/14)72名。逆立ちゴマ:授業時間の間隔が5分と短く、授業しながら助手は次の準備に追われた。
 ・横浜市立伊勢山小(10/17) 30名。紙ジャイロ     
 ・神奈川県立川崎図書館(10/15)大人の理科教室。防災、特に液状化について実験を行い、理解を深めさせた。16名。このような試みは、きちんとした講演会などと違い、気楽に参加できて防災のことを知れて良かった、の声あり。 
 ・神奈川県立瀬谷養護学校(10/28)踊る水族館:5年生21名。障害児を相手にするのは、普段から慣れていないので、大変なところもある。しかし、養護学校の先生たちは極めて適切に動き、良く面倒を見ている。また日常的に我々に対しても、応答が極めて速い。その面ではやり易い。

2) 11月の理科教室の予定
 ・相模原市立星が丘小(11/16)踊る水族館:2年生、139名。
 ・横浜市立小菅ヶ谷小(11/29)ソーラーランタン
 ・横浜市立東管小(11/30)虹色の炎28名。

2.E&Eセミナー
 11月24日よりE&EセミナーNo.21 (防災)を開催します。
テーマ:「防災の視点から環境問題を考える」
実施日程:全3回、時間:13:15~17:00 
① 11月24日(木)「地盤災害を中心に災害を考える」
② 12月 8日(木)「自助、共助、公助と地盤防災」
③ 12月22日(木)「災害・防災を環境問題の中で考える」
・オンラインのみで開催【参加料は無料】
・主催:NPOブルーアース、地盤品質判定士会神奈川支部、地域国土強靭化研究所
・共催:地盤工学会関東支部
(参照)E&Eセミナ-のホームページ: https://bit.ly/3idwAew

3. 11月のオープンサロン
テーマ:「パンとビール発祥のメソポタミア文明の創った麦刈り鎌」
概要;古代メソポタミア文明の豊かさは現代人に大きな驚きを与えると思う。
古代メソポタミア史を紐解くと、新石器時代の農耕技術開発から麦類の栽 培へ至り、パンをつくり、ビール醸造まで手掛けた都市文明の展開に敬服の念をすら抱く。麦類の収穫量は増加し、それと前後して原初の麦刈り鎌が創られた。当時の人々の自然観察力、優れたひらめき、そして創意と工夫の積み重ねについて考古学諸資料を参照し、麦刈り鎌を事例にその一端を振り返ってみたい。
・日時:11月15日(月)16:00~17:30
・話題提供:廣瀬忠一郎(会員)
                          
(参照) オープンサロンのホームページ : https://bit.ly/3c7tkyk
※ふるってご参加ください!ご希望の方は下記よりお申し込みください。
  https://bit.ly/2Y2rnOC  
メッセージ欄に「オープンサロンXX月参加希望」とご記入ください。

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「コラム」コーナー
『日曜の朝はモーツァルトのピアノソナタ』
                   持田典秋(会員)
 

 家人の勧めで健康のために始めたウォーキングが、今や習慣となって毎日歩くことが普通の事となっている。我が家の周りにはまだ自然が多いので、小鳥のさえずりなどを聞きながら歩くのも悪くはない。
 しかし、孤独で単調になる一人ウォーキングでは、音楽が欠かせない。i-Phoneを持ちイヤフォンをつけて出かけるが、安全を考慮して骨伝導のワイヤレスイヤフォンを活用している。骨伝導イヤフォンは、音楽だけでなく外界の音や声も良く聞こえるので、安心して歩ける。
 iPhoneには、数百曲がCDから入れたりダウンロードしたりしたものが入っている。内容は種々雑多。クラシックからジャズやポピュラーミュージックなど内容には拘らない。わが青春時代の1960年代のオールデイズなども多い。
 歩くという動作は、やはりリズムと大いに関係している。聴いている音楽に影響をまともに受ける。ABBAやビートルズを聴きながら歩いていると、自然とテンポが速まる。急ぐ時にはテンポが速く、切れ味の良い曲を合わせるとよい。
 ピアノ曲は良いが、バイオリンは向いていない。バイオリンはどうも足が引きずるように感じる。また、日本の歌、特に演歌はウォーキングには向いていない。
 ここでタイトルに行き着く。天気の良い静かな日曜日の朝早く、人っ子一人いない田舎道を歩きながらのミュージックには、モーツァルトのピアノソナタがピッタリである。
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