NPOブルーアースニュース第112号 2024年6月6日発行!
本年4月24日、民間組織「人口戦略会議」が、令和6年・地方自治体「持続可能性」分析レポート―新たな地域別将来推計人口から分かる自治体の実情と課題―を報告しました。同時に2020年から2050年までの30年間における「若年女性人口」の減少率推計に基づいて算出された「消滅可能性自治体」リストも公表されました。
https://www.asahi.com/special/population2024/
このリストには、福島県の33市町村も含まれていました。以下は福島県知事の即日公表の所見後半部です。“福島県は、東日本大震災と原発事故以降、人口減少が急激に進んでおり、特に女性を中心として、多くの若者が進学や就職を機に県外へ流出する傾向にあることから、その対策が急務となっています。
福島県といたしましては、若い世代の皆さんが、将来に夢や希望を持ち、「福島で働きたい」「福島に住み続けたい」と思っていただけるよう、市町村や企業など関係の皆さんと連携し、自然減と社会減の両面から、人口減少対策 に全力で取り組んでまいります。”
NPOブルーアースは6月に福島訪問し恒例の理科教室を5小学校で3日間にわたり実施します。これが福島県の人口減少対策活動にも資することを願っています。
【NPOブルーアース活動の紹介】
1. 一般社団法人ディレクトフォース(DIRECTFORCE)連携協定締結(4月19日)
交流ソサイエティであるディレクトフォース(DF)は会員数約600人。内部組織のうち、主に環境部会及び教育部会との連携を計画している。
ディレクトフォース事務局ニュースより、
NPOブルーアースは、DFとおなじく企業で技術の知識・経験を培ったメンバーが地球がいつまでも青い地球でいられるように、エネルギー・環境問題をしっかり捉えて、啓蒙活動を通じて社会貢献をすることを目的としている。
2.
夢ファンド組織強化ワークショップ
NPO
基盤強化目的でファシリテーターと BE
理事会との協議を計画した。摘された BE
の弱点は財政基盤の脆弱性、及び長期計画の欠如である。
事前打合せ: 6
月 11
日(火)
自己評価(1):7月31
日(水)
令和 7
年度組織基盤強化助成金申請を目指す。
3.
おもしろ理科教室/環境教室
(神奈川県/東京都)
・8月KSP夏休みサイエンスチャレンジ…2テーマ、バランストンボと磁石で回す
・8月
西尾久ふれあい館
・10月
県立川崎図書館
大人の理科教室
◎
2024年度KISTEC神奈川県体験出前教室に
"おもしろ理科教室"/"おもしろ環境教室"テーマで、以下の17件を登録。
希望校のKISTECへの応募締め切りが6月14日である。
< NPOブルーアースのおもしろ理科教室テーマ
>
• No351
踊る水族館
• No445
バランストンボ
• No447
ベンハムのコマ
• No488
逆立ちゴマ
• No560
虹の切り絵
• No590
虹色の炎
• No670
スライム
• No747
スーパーロケット
• No748
紙ジャイロを飛ばそう
• No762
ビルの高さを測ってみよう
• No788
ミニロケットを飛ばそう
• No789
無重力状態を観察してみよう
• No790
天文観測から緯度と経度を出してみよう
• No794
モータはなぜ回る
< NPOブルーアースのおもしろ環境教室テーマ
>
• No598
ソーラーランタン
• No678 PETボトルでわたづくり
• No793
アルミ缶と牛乳パックでご飯を炊く
4.
おもしろ理科教室(福島県)
今年も東京応化科学技術振興財団の助成金を受けて行う。
6月24日-26日の5校実施に向けて準備を加速している。
新地町駒ケ嶺小、相馬市桜丘小、南相馬市小高小、大熊町学び舎ゆめの森、南相馬市立太田小学校
5.
E&Eセミナー&見学会
若葉台里山見学会 …住民がつどう若葉台公園と、3㌶の樹林地(地山)めぐり…
7月6日(土) 6日が雨天の場合は14日(日)に順延
13:30~16:30
横浜若葉台(旭区)は面積90㌶、住民1万4千人の大規模団地です。若葉台公園はその中心部の南に隣接し、樹林地が3㌶、グラウンドと遊水地を含めて4.7㌶です。
この見学会は2部構成で若葉台公園里山を紹介します。
第1部: 住民がつどう若葉台公園。グラウンド・遊水地の外周路(700m)をめぐる。
第2部: 3㌶の樹林地(地山)めぐり。樹林地は直径約200m、高さ20mの小山です。
広場、木立、草地、陥没地、大きな空間、頂上までの丸太階段、倒木・伐採により開けた空間など、自然環境が異なる20ほどのエリアがあります。
※第2部は少し強行軍です。林の中にも入るので、長袖、長ズボン、軍手が必要です。飲み物は各自持参。
参加を希望される方は、下記募集ページからお申し込みください。
(NPO
ブルーアース) https://bit.ly/2ZNnq46
(*) 申し込みは6月28日(金)で締め切りとします。定員30名。
(参照)見学会の実績ホームページ : http://bit.ly/31oMZ6U
6.
オープンサロン
<6月の予定>
・日時:6月17日(月)16:00~17:30(県民センター703号室,対面+Zoom)
・テーマ: "DXの景色? 未来を変えてしまうのか?"
・概要: DX体験の具体的な例を挙げて、未来がどう変わるのか、人間の思考と行動はどうかわるのか一緒に考えませんか?
・話題提供:三竿郁夫(会員)
<7月の予定>
・日時:7月15日(月)16:00~17:30(県民センター710号室,対面+Zoom))
・テーマ:「わが国の宇宙開発について
~人工衛星追跡管制システムの技術開発史~」
・概要:我が国は今から半世紀前に初めて静止衛星の打上げに成功し、
本格的な実用衛星時代を迎えた。今回はその追跡管制システム、
中でも軌道決定プログラムの技術開発に焦点を当てる。
・話題提供:山田喜代信(会員)
※会員以外の方のご参加も歓迎します。ご希望の方は下記よりお申込みください。(無料)
https://bit.ly/2Y2rnOC
(メッセージ欄に「オープンサロンXX月参加希望(対面またはZoom)」とご記入ください。
※
通常オープンサロンの後、有志で懇親会を行います。
(参照)オープンサロンのホームページ:https://bit.ly/3c7tkyk
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「コラム」コーナー
“「2024パリオリンピックと二つのインターネット情報」”
フランス国内では聖火リレーが進行しています。7月26日開会式に向け選手村建設始め様々な準備工事が進められています。2019年火災で損壊したノートルダム寺院修復工事も尖塔十字架が架け直され次第にオリンピック開催の期待が高まってきています。
フランス・オリンピック委員会公式ホームページ(HP)には豊富な関連情報が随時更新されています。日本に便利なことに、このHPは言語選択可能で、「日本語」でも読むことができます。但し、現状では日本語サイトは未だ完成途上と思われます。即ち検索テーマから詳細に入ると仏語、又は英語サイトに自動的に切り替わることがあります。本番では日本語サイト完成度の向上が期待されます。一度試しにアクセスしてみてください。
https://olympics.com/fr/paris-2024 左記サイトにアクセスし右上の仏語「Français」をクリックすると12カ国語表示のうち「日本語」が表示されます。これにより仏語サイトの主要情報の一部を日本語で読むことができます。
さてフランスの年間外人観光客数は人口を大幅に上回り9千万人(2019)を超えます。駐仏日本大使館の公式HPには常時「フランスの安全事情」が公示されています。日本人観光客が多いため公報として安全情報は大切なようです。近年、パリの安全事情は益々悪化しています。駐仏日本大使館の下記URLでその詳しい実情を知ることができます。
https://www.fr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/02000.html 代表例は次の事件です;
❖シャルル・ド・ゴール空港とパリ市内とを結ぶ高速道路上における強盗被害❖
本年、モスクワで発生したテロ事件に鑑み仏政府はオリンピック開催に先立ち特に治安対策に万全を期しています。フランスには複数の警察組織が存在し、実質的な治安維持は国家警察と国家憲兵隊が担っています。その為か、通常の詐欺、置引、窃盗、強盗などに対して管理がやや手薄になっているとも言われています。オリンピック祝典成功と安全事情の無事を願うばかりです。
(会員)廣瀬 忠一郎
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