NPOブルーアースニュース9月号

NPOブルーアースニュース第115号 2024年9月5日発行!
 8月の猛暑も一服し、ここ2・3日はようやく少し涼しい風が吹くようになりました。お盆の3連休に日差しがカンカンと照りつける中、座間のひまわりまつりが開催されました。毎年5万本のひまわりが植えられ、首都圏随一とのことで会場への臨時直行バスも満員でした。夏の風物詩の代表であるひまわりを見物する人たちで会場は賑わっていました。
 ひまわりはキク科の一年生で、花言葉は「わたしはあなただけをみる」「憧れ」で太陽を追うように咲く「向日性」があることが由来とされています。この動きをするのは伸長成長している時だけで、花を咲かせると東向きに固定し、ほとんど動かなくなります。座間のひまわりも満開で東向きに花が一斉に咲いていました。ひまわり畑の遠くには相模川の向こうにピラミットの形をした大山がよく見えました。
 ベランダの鉢に昭和記念公園でもらった種から植えたひまわりもやっと小さな花が一輪咲きました。ひまわりは乾燥に強いと思っていましたが、他の二つの鉢は水やりが十分でなかったせいもあり、今年の酷暑で残念な事に枯れてしまいました。来年は発芽後きちんと間引きして水と肥料を適切にやり、もっと黄色い花をたくさん咲かせたいものです。
 
NPOブルーアース活動の紹介】
1.おもしろ理科教室 (福島県相馬地域)  
 実施報告書を作成して、助成金をいただいた「東京応化科学技術振興財団」に提出した。
 8月7日に2024反省点と来年(2025年)に向けた検討会を行った。

2. おもしろ理科教室/環境教室 (神奈川県/東京都)
 おもしろ理科教室スケジュール管理&助手決定をまとめるExcelファイルを作り、フォルダー8000番「年間実施計画および運営資料」に入れる。9月から来年1月までの登録総数が約30件。
 KISTEC出前教室は応募状況・スケジュールの最終確認。新たに作った「2024年度おもしろ理科教室スケジュール管理表」により管理する。
 KISTEC出前教室以外の9・10月の予定。
 ・10月 大人の理科教室 「ミニロケット」
 ・10月 金沢いきいきフェスタ参加予定
 
3. オープンサロン
<9月の予定>
・日時:9月16日(月)16:00~17:30(県民センター702号室,対面+Zoom)
・テーマ:環境新時代企業はどう対応
・概要:環境社会に向け、電力・エネルギー企業とビジネスはどう変革。新動向を事例でご紹介。
 CN(カーボンニュートラル)に向けた体系的な整理の枠組みでご紹介。
・話題提供:岸田雅大(会員)

<10月の予定>
・日時:10月21日(月)16:00~17:30(県民センター703号室,対面+Zoom)
・テーマ:AIと日本の未来
 ・概要:昨年6月のオープンサロン「ChatGPTと日本の未来」において、人間と人工知能との関係性を考察し、ChatGPTの出現がわれわれ(日本人)に問いかけるものについて論じました。今回はその続きです。ChatGPT登場からもうすぐ2年。毎朝、新聞の記事を読み、生じた疑問をAIに尋ね、対話することが日課となりました。
 生成AIとの対話事例を通じ、改めて、日本人と人工知能との関係性を考察し、「失われた30年」を経た日本が、今、歴史的転換点に立っていることを再確認します。
 
※会員以外の方のご参加も歓迎します。ご希望の方は下記よりお申込みください。(無料)
https://bit.ly/2Y2rnOC 
(メッセージ欄に「オープンサロンXX月参加希望(対面またはZoom)」とご記入ください。
※ 通常オープンサロンの後、有志で懇親会を行います。
(参照)オープンサロンのホームページ:https://bit.ly/3c7tkyk

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「コラム」コーナー
 【武蔵野クリーンセンター見学】
 先日、東京都武蔵野市(人口14.78万人)の武蔵野クリーンセンター(処理能力120t/24h=60t/24h×2炉、最大発電出力2,650kW)を見学する機会があった。武蔵野市役所に隣接した施設は武蔵野の雑木林をイメージして街にとけ込み、ごみ焼却施設とは思えない外観で、グッドデザイン賞を受賞している。また環境の勉強が出来るようにとコンセプトについて住民との話し合い・合意により計画された。
 ごみ焼却廃熱利用のエネルギーを施設内だけでなく周辺の公共施設へも供給する「地域エネルギー供給拠点」とし、災害時にもエネルギー供給可能な自立型とすることで、周辺施設の防災拠点の機能維持を図っている。災害の多い日本では防災のレジリエンス強化のため、今後このような施設の設置が望まれる。
 東日本大震災以降電気事業法が改正され、ごみ焼却施設も「発電所」として取り扱われるようになった。全国のごみ焼却施設数1,082施設の内、発電設備のある施設数は379施設で、全体の35%程度である(環境省2018年報告)。エネルギーの自給率が低い我が国において、バイオマス分を多く含む低炭素な地産エネルギーとして廃棄物エネルギーを積極的に利用していくことが求められる。
 また灰は日の出町の施設でエコセメント化され、持っていった分だけ各自治体で買い取りをする。最近の子供達は焚き火の体験が少なく、施設の見学では灰ができることがわからないと聞きちょっと驚いた。一番困っていることはリチウムイオン電池の発火で、当施設でも以前発火して設備を作り直したことがある。身近に溢れているリチウムイオン電池の処分にはくれぐれも注意が必要である。
(会員)小木 聡

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【横浜市市民活動推進基金(よこはま夢ファンド)の助成のお願い】
 「よこはま夢ファンド」は、社会貢献団体を応援する皆さまの寄付で成り立っています。
NPOブルーアースは、東日本大震災の被災地、相馬市の小学生のための出前理科教室を 8年に亘り続けて参りました。今後もこの活動を継続できますように、同ファンドを
介して、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。
 詳しくはこちらから?https://bit.ly/3p1XxX4
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【活動の広報】
 NPOブルーアースのホームページ、Facebookページ、Youtubeチャンネルでは、活動
の様子や資料の共有を行なっています。 セミナーのオープンサロンの資料や動画もアップしていますのでご覧ください。
☆ NPOブルーアース ホームページ
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< 発行・お問合わせ先 >
特定非営利活動法人 NPOブルーアース 

e-mail:jimublueearth@gmail.com
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