NPOブルーアースニュース第117号 2024年11月5日発行!
11月に入ると朝晩寒さが感じられるようになりましたが、昼間はまだ暑さが残っており、体調管理に気を付けなければならない季節を迎えました。米大リーグでは、大谷選手が所属するドジャースとジャッジ選手が所属するヤンキースとが43年ぶりに激突し、ドジャーズが4勝1敗で優勝した。米国、日本とも大変盛り上がりました。一方、日本のプロ野球でも日本シリーズが開始し、セリーグのDeNAとパリーグのソフトバンクが優勝を争っています。スポーツの世界ではその他色々なスポーツで真剣勝負の熱戦が繰り広げられています。
地球温暖化の影響でしょうか、夏は猛烈に暑く秋はあるようでないような状況で終わろうとしています。冬はまた寒く雪が早く多く降る予想です。気候は我々がどうすることもできないですが、日々自衛して守らなければならない状況です。NPOブルーアースの活動も年々活発になってきています。少しでも社会貢献の一助になればとの思いで皆協力して取り組んでいます。
【NPOブルーアース活動の紹介】
1. 10月19日の横浜市金沢区民まつりいきいきフェスタに出展
出典テーマは、砂の液状化と紙ジャイロ。
参加者は主催者発表で約12万人。ブース訪問者は、実験と説明を熱心に聞いていた。
理科教室のテーマの完成品および半完成品を170人分用意してアンケートに答えてくれた訪問者にくじ引きで配り、午後2時頃には用意した全数を配布した。
2. おもしろ理科教室/環境教室 (神奈川県/東京都)
9月・10月の実施
9月10日 横浜市三ツ境小学校(ソーラーランタン)
9月25日 横浜市斎藤分小学校(ベンハムのコマ)
9月26日 鎌倉市関谷小学校(スライム)
10月4日 逗子市沼間小学校(アルミ缶、牛乳パックでご飯を炊く)
10月8日 横浜市港北小学校(ソーラーランタン)
11月の予定
11月19日 川崎市立坂戸小学校(スーパーロケット)
11月20日 横浜市汲沢小学校(虹の切り絵をつくってみよう)
11月20日 三浦市立岬陽小学校(アルミ缶と牛乳パックでご飯を炊く)
11月22日 横浜市立善部小学校(ミニロケットを長距離飛行)
3. 夢ファンド 組織基盤強化
第2回自己評価(11月8日、最終)について、ファシリテーターより自己評価に向けた以下の課題が提示された。自己評価参加者は、それぞれが考えておく。
・ ご自身の経験やスキルの強みや特長は何か?
そのうち、NPOブルーアースに生かせそうなことは何か?<Can>
・
団体の目的や会員のポテンシャルからみて
取り組むべきことは何か?<Need>
・ NPOブルーアースの活動において、
自分が取り組みたいことは何か?<Want>
4. 特記事項
10月23日に、東京応化科学技術振興財団が2024年度助成決定団体への贈呈式があり、前年度の活動成果を発表する。
5. オープンサロン
<11月予定>
・日時:11月18日(月)16:00~17:30(県民センター703号室,対面のみ)
・テーマ: 経済安全保障推進法が施行されました!知っていますか?
・概要:2024年5月に施行された経済安全保障推進法は、中国問題やロシアのウクライナ侵攻で浮き彫りになった世界における日本の安全保障の問題を経済面から捉えてほぼ初めて作られた法律ではないかと思います。その概略をご説明して、皆様のざっくばらんな感想をお聞きしたい。
・話題提供:猪股勲(会員)
<12月予定>
・日時:12月16日(月)16:00~17:30(県民センター703号室,対面のみ)
・テーマ: 【未定】
※会員以外の方のご参加も歓迎します。ご希望の方は下記よりお申込みください。(無料)
https://bit.ly/2Y2rnOC
(メッセージ欄に「オープンサロンXX月参加希望(対面またはZoom)」とご記入ください。
※ 通常オープンサロンの後、有志で懇親会を行います。
(参照)オープンサロンのホームページ:https://bit.ly/3c7tkyk
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「コラム」コーナー
軟式スポーツのはじまり
2024年の米大リーグのワールドシリーズ(WS)はナ・リーグで優勝した大谷選手が所属するドジャースとア・リーグで優勝したジャッジ選手が所属するヤンキースとで優勝をかけて東西名門が43年ぶりに激突した。
我々少年の頃や現在でも子どもから大人まで日本中で行われている軟式野球は、大正時代日本独自の野球として、京都で誕生したようである。
◆歴史的には、明治初期に米国から伝わった野球は硬式であった。ただし、ボールは高価であり、子どもにとっては硬く危険であった。京都の文具商が1918年軟式球を考案した。その球は、中空で軟らかさを出し、ゴム底や自転車のペダルの箇所を参考に滑り止めとして無数の丸い突起をつけたものであった。
1919年には京都で初の軟式少年野球大会が開催された。戦時中、硬式野球は米国の「敵国競
技」として禁止されたが、軟式野球は日本発祥として黙認され細々とやっていたようである。戦後は連合国軍総司令部(GHQ)が復活を後押しして大会も開かれるようになった。1951年には、今の球に近い縫い目の模様と無数な小さなくぼみのあるゴルフボール様ボールが誕生した。現在の公認球は7代目のようである。
◆軟式と言えば、ソフトテニス(軟式テニス)もある。その歴史は、明治時代に日本が発祥の地で、現在の東京都千代田区にあった体操伝習所(1878~1886年)と言われていた所である。当時の日本は西欧化が始まったばかり。当時のボールは消耗品にもかかわらず非常に高価で、輸入品のため手に入れるのが困難であった。そのため、ゴムボールで代用することにしたのが、ソフトテニスの起源である。正式名称はソフトテニスですが、国内では現在も、硬式テニスに対して軟式テニスという呼び名で親しまれている。何事にも、硬があり軟が存在する。日本人は新たなものを取り入れて、咀嚼(そしゃく)して自分のものに作り変える技術力を持っており、その力が近代日本を発展させた原動力になったものと考える。ちなみに、球技のソフトボールがあるが、発祥地はイギリスでクリケットから派生したもので、米国で現在のような競技形式に改変された。
*参考資料:読売新聞 夕刊
(2021.4.21)
(会員)瀧本憲一
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